賃貸におすすめ!壁に穴を開けないで棚を設置する方法

穴を開けない壁掛け収納

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壁にちょっとした収納や飾り棚を取り付けたい!
でも賃貸だから壁に穴を開けられない…
そんな悩みを解決する「壁に穴を開けない(※)で棚を取り付ける方法」をご紹介します。

※石膏ボード用ピンを使用して取り付ける場合は小さな穴が開きますが、目立たず現状復帰も可能です。

棚を付ける壁の材質を調べよう

さっそく棚を付けたいところですが、その前に棚を設置予定の場所の壁の材質を調べてみましょう。

  • 石膏ボード壁
  • 非石膏ボード壁

このどちらかを調べます。

  • 壁を叩いてみてカンカンと中が空洞の音がする
  • ピンを刺してみてスッと針が入り、先に白い粉が付く

この2つが当てはまれば石膏ボードの壁です。

住宅の壁には柱や間柱と呼ばれる柱が約450mmおきに入っていて、その上に石膏ボード、壁紙が貼ってあります。
※住宅の工法によりこれに当てはまらない場合もあります。

ほとんどがこの「石膏ボード壁」に当てはまると思いますが、ピンがまったく刺さらない場合は「非石膏ボード壁」なので、これからご紹介する「石膏ボード専用ピン」を使うことができません。

例えば、マンションの隣の家と接している壁や、コンクリート打ちっぱなしの壁など、ピンが刺さらない壁には「突っ張り系アイテムを使って棚を設置する」方法をご紹介しています。

まずは石膏ボード壁に棚を付ける方法から順番に解説していきます。

石膏ボード壁に既製品の棚を取り付ける

一番お手軽なのが、既製品の棚を購入して石膏ボード壁に取り付ける方法です。
DIYが苦手な方でも安心!
専用取り付け金具やピンがセットになっているので、説明書通りに作業すれば数分で設置が可能です。

無印良品[壁に付けられる家具]

石膏ボード用ピンと専用フックで取り付けられる、無印良品の[壁に付けられる家具]

シンプルな棚だけでなく、箱型やハンガー掛け、ミラーなども種類も豊富です。

我が家も、箱2マス、箱3マス、棚型、ミラー、フックと、全部で5種類の[壁に付けられる家具]を愛用中。

無印良品 壁に掛けられる家具

箱3マスをキッチンの収納兼飾り棚として。背面にはタイル柄のリメイクシートを貼っています。

無印良品 壁に付けられる棚

トイレの壁にL字型 幅44cmの棚を設置。予備のトイレットペーパーを置いておくのにぴったりです。

取り付け方も簡単!
取扱説明書が取付位置ガイドになっているので、ガイドの通りに専用フックにピンを刺してとめるだけです。
ピンを刺す時は付属の脱着工具を使って押し込むだけ。
小さな穴が開きますが、ほとんど目立ちません。

無印良品の[壁に付けられる家具]は店舗や公式サイトだけでなく、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングからも購入できます。
大きい棚は意外と重たいのでネットからの購入が便利ですね。

ニトリ[ウォールシェルフ]

無印良品と同じく、ニトリのウォールシェルフもそのまま壁に取り付けられます。

無印良品が石膏ボード専用に対し、ニトリは木ネジとピン両方に対応しています。

木材の壁面に取り付ける場合は木ネジを、石膏ボードの壁面に目立たない穴だけで取り付ける場合はピンを使用します。
注意:木ネジは太さ分の穴が開きます。

▼ニトリの商品は楽天市場から購入が可能です。(画像クリックで楽天市場へリンクします)

壁美人[シェルティシリーズ]

ホッチキスで取り付ける「壁美人」シリーズの棚です。
我が家では「壁美人」でテレビを壁掛けにしていました。

ホッチキスの穴は石膏ボード用ピンよりも細く目立たないので、賃貸の壁に最適です。

この壁美人シリーズに収納家具もラインナップされています。
ウォールシェルフウォールハンガーミラーなど、種類も豊富です。

その他

他にもネットショップで様々な壁掛け棚が販売されていますので、自分好みのものを見つけてみてくださいね!

石膏ボード壁にDIYで作った棚を取り付ける

既製品と違い、DIYで自作の棚を作れば、好みのサイズ・デザインにできることが強みですね。

自作の棚を壁に取り付けるのに便利なアイテムをご紹介します。

石膏ボード用フック

石膏ボード用フックで自作の棚を壁掛けする

軽めの棚なら「石膏ボード用フック」を使って引っ掛けることができます。
上の写真は、100均の工作材とバーベキュー用焼き網を使って自作した棚です。
棚の上部2カ所に「三角吊りカン」を付けて、壁に取り付けた「石膏ボード用フック」に掛けています。

壁に穴を開けずに棚を設置

こちらは棚受けを壁に取り付けているように見えますが、実は棚部分を石膏ボード用フックに引っ掛けているだけです。

フックの取り付けには工具もいらず、ピンをコインなどで押し込むだけです。
取り外しの際はペンチなどでピンを挟んで引き抜くと外せます。

「石膏ボード用フック」は100均でも売られています。
ホームセンターでは、少し値段が高くなりますが、形状や耐荷重の種類が豊富です。

壁美人の金具

「既製品の棚を取り付ける」でもご紹介した壁美人は、金具部分だけでも販売しています。

専用のフック付金具とフィルムをホッチキスでとめて使用します。
金具の大きさによって荷重も6~24kgまで対応。
また取り付ける棚によって受け金具を変えるので、様々な形状に対応しています。

LABRICO(ラブリコ)のDIYパーツ

突っ張り棒で有名な平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)」には、壁面に取り付けてウォールシェルフを作るためのDIYパーツが揃っています。

シェルフフレーム

好みの板をはめるだけで棚ができるのでDIY初心者さんにもおすすめの「シェルフフレーム」
色は白と黒の2色展開です。

SPF1×4材・1×6材、またはパイン材などの好みの板を使って壁用シェルフを自作できます。
シンプルなスクエアタイプから、何段も棚板を乗せられるものまで、用途によって選ぶことができます。

トライアングルフレーム

三角形の形が可愛いフレームに棚板を設置して使います。
色はオフホワイトとマットブラックの2色展開。

サイズは3サイズあって、下記の幅の棚板を別途用意して設置が可能です。

  • S(1×4材、幅100mmのパイン材)
  • M(1×6材、幅150mmのパイン材)
  • L(1×8材、幅200mmのパイン材)

ワンバイ材の他、パイン材や木箱も取り付けられるので、好みや用途に合わせてオリジナルの棚を作ることができます。

ナゲシレール

こちらは1×4材などを壁に取り付けて、長押(なげし)風のレールを作るためのDIYパーツです。
シンプルなパーツほどDIYの汎用性が高いので、工夫次第で色々使えそうですね。


▼こちらのDIYでは「ナゲシレール」を使用しています。

アイワ金属 STAND BAR(スタンドバー)

スタンドバー

ナゲシレールよりもさらに重い棚を設置できるのが「STAND BAR」です。
4セット使えば耐荷重はなんと50kg!

今や壁掛け収納をDIYする時の必須アイテムとなりました。

▼こちらのDIYでは「STAND BAR」を使用しています。

既製品の突っ張り壁面収納アイテムを使用する

  • 非石膏ボード壁でピンが刺さらない
  • 石膏ボード壁に小さな穴も開けたくない
  • 部屋の間仕切りとして棚を設置したい

そんな場合は突っ張り系アイテムを使って壁面棚を作るのがオススメです!

ニトリ つっぱり壁面収納 Nポルダ

ニトリの「Nポルダ」シリーズは、組み合わせ自由自在なつっぱり壁面収納です。
天井までしっかりとつっぱって固定し、脚部のアジャスターで調節できます。

専用の棚板やパーツを自由に追加できるので、アレンジの幅が広がりますね。

▼ニトリのアイテムはこちらからご覧いただけます。

LOWYA(ロウヤ)突っ張り棚・突っ張りラック

「壁」を「使える空間に変えてくれる」LOWYA(ロウヤ)の突っ張りラック。
これを使えば簡単にセンスの良いインテリア空間を作ることができますね。

カラーバリエーションもあるので、お部屋のテイストに合わせて選べます。

▼LOWYA(ロウヤ)のアイテムはこちらからご覧いただけます。(楽天市場へリンクします)

突っ張り系DIYアイテムで柱を立て、自作の壁を作る

2×4柱を立てる

DIYで壁を作るには「2×4(ツーバイフォー)材で突っ張り柱を作る」アイテムを使います。

壁の作り方▼

2×4材とお好みのDIYパーツを使って柱を2本立てる

下記でご紹介するDIYパーツの中からお好みのものを使って柱を立てます。

柱の上から合板などお好みの木材をビスで取り付ける

2本の柱に板を取り付けて壁面を作ります。

出来上がった壁に棚を取り付ける

自作の壁なら自由自在に棚を取り付けられます。

※注意!:柱で作った壁は、各アイテムの荷重や使用方法に注意し、転倒の危険がないように気をつけてください。

2×4材を使って柱を立てるためのDIYパーツを5種類ご紹介します。
自分に合うものを見つけてみてください▼

1.ラブリコ 2×4アジャスター

上下キャップに2×4材を挿し込み、ジャッキを回して固定します。

2.ラブリコ 2×4アジャスター アイアン

上部のアジャスターボルトのみで固定します。

1のラブリコと違い下にはめるパーツがなく、見た目もすっきりします。
アイアンなので見えてもかっこいいですね。屋外で使用できるのも特徴です。

▼こちらのDIYではラブリコアイアンを使用しています。

3.ディアウォール

2×4材を上下のパッドではさみ、バネの力で固定します。

▼こちらのDIYではディアウォールを使用しています。

4.ウォリスト

ジャッキ+バネの力で2×4材を固定します。

5.八幡ねじ つっぱりアジャスター金具

2×4材または2×6材の先端に金具を取り付け、アジャスターの調整により柱を立てられます。

おまけ:壁の穴が気になる場合の原状回復方法

石膏ボード用ピンを抜いた後の小さな穴が気になる場合は、壁用の穴うめ材で目立たなくすることができます。
100均でも売られています。

まとめ

壁面に棚を取り付ければ、お気に入りの雑貨やグリーンを飾ったり、収納に活躍したり、インテリアの可能性が広がります。
賃貸でもあきらめず、壁に棚を取り付けて自分好みのインテリアをお楽しみください!

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