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置き場所に困っていたWi-Fiルーターのために壁掛け棚を設置しました。
ダイニングテーブル横に、ちょっとした小物置きも兼ねてカウンター風にDIY!
「Wi-Fiルーター置き場所悩み問題」+「ダイニングテーブル散らかりがち問題」が同時解決できました!
この記事では「Wi-Fiルーター壁掛け棚」の詳しい作り方をご紹介します。
Wi-Fiルーターの置き場所
賃貸では理想通りの場所に配線できないので、ルーターの置き場所に困っている方も多いのではないでしょうか?
我が家の場合、リビングダイニングの壁にむき出しの配線で設置していて、やむをえず近くの棚の上に置いていました。
近くといっても1m以上離れているので、ごちゃごちゃコードが醸し出す生活感・・・
しかも壁に挟まれた場所だとWi-Fiがうまく繋がらない原因にもなるようです。
理想のルーターの置き場所
- 床に直置きしないで高さのある場所に
- 収納などの棚の中に入れて隠さない
- TVの裏など電波を発生する電化製品のすぐ近くに置かない
- 壁・家具・家電など、障害物で囲まれた場所に置かない
隠して収納すると電波の広がりを遮断して繋がりにくくなってしまいます。
インテリアの見た目を重視すると隠したくなってしまいますが、隠すのは諦めて目立たないように設置するのが理想ですね。
市販の壁掛けルーター収納ボックスなどで解決するのも良いですが、DIYで壁掛け棚として他の用途でも使えるようにしたいと思います。
使用した材料
- 木材
- タイル
- タイル用目地
- 水性塗料
- アイワ金属 スタンドバー
- 棚受け
- ネジ
今回のDIYで使った木材やタイルは家で余っていたものを使用。
端材を活用しまくったので、かなり低コストで仕上げることができました。
壁掛け用の金具にはアイワ金属のスタンドバーを使用します。
1×4(ワンバイフォー)材で壁面に直接柱を固定できるパーツです。
石膏ボード壁にクロスピンを使用して取り付けるので、賃貸でもOK!
ピン跡は穴埋め材で綺麗に修復可能です。
STAND BAR4は柱2本を立てられる4セット入りのパック。
4セット使用で耐荷重は50kg!!
スケボー壁掛けDIYの時にも使用しましたが、耐荷重がかなりあるのでがっちり固定できて安心です。
天板はタイル貼り仕様に。
こちらのDIYで使った余りを使用します。
カウンター風壁掛け棚DIY工程
1.木材を必要寸法にカットする
家に余っている端材を集めてカットからスタート。
スタンドバーを取り付けるための柱2本はSPFワンバイフォー材を使用します。
ワンバイ材を長さ500mmにカットします。
ブラックアンドデッカーの丸ノコを使ってます。
秒で切れる!ミニ丸ノコなので怖くない!おすすめです。
棚板2枚は端材のプリント合板(板厚16mm)を使用。
上段はタイルを貼った天板に加工、下段はそのまま使います。
下段の棚板。長さ800mmにカットし、端に切り込みを入れます。
この切り込みとワンバイ材の柱がピタッとはまる仕様です。
カットした木材たち▼
1の上段棚板、なんか変ですけど・・・
これは板厚を20mmにしたかったので、プリント合板(板厚16mm)にベニヤ板(板厚4mm)を貼り付けています。
端材のベニヤ板なのでつぎはぎしかできなかったけど。。。どうせ隠れるからいいんです!
なぜならタイルを貼るから。
高さ25mmの木枠(周り縁)を付けて、タイルの面と合わせるための策です。
断面はこんな感じ↓
初めからぴったりの厚みの板を使えば良いのですが、端材のためピッタリとはいきませんでした。
困った時の調整方法として記録しておきます!笑
2.天板を作る
というわけで、上段の棚にタイルを貼るための下準備をします。
先ほどの断面図のように、タイルを貼った時と周り縁の高さが同じになるように、木枠を貼り付けていきます。
木工用ボンドで圧着。乾くまでしばらく待ちます。
3.塗装
色がバラバラの端材たちを水性塗料で塗装します。
棚板のプリント合板はカットした断面のみ、天板は貼り付けた周り縁を塗装しました。
4.タイルを貼る
シート状になったタイルをハサミで必要分切り離し、天板に仮置きします。
使用したタイルはこちら▼
画像クリックで楽天市場へリンクします
「ヘキサゴン620(オフホワイト)」と「ヘキサゴン670(グレー)」を使用。
オフホワイトのタイルで模様をつけるため、グレーのタイルを一部剥がします。
仮置きしたタイルを崩さないように外して、木工用ボンドをヘラで塗り広げます。
タイルを貼り付け、ボンドが乾くまで時間を置きます。
次に、粉状の目地に説明書の容量だけ水を混ぜて、目地材を作ります。
よく混ぜてもったりした目地ができたらタイルの間に入れていきます。
使用しているヘラは100均のゴムベラです。
800mm×140mm位の天板に300g弱の目地を使いました。
タイルが小さいので目地もたくさん必要です。
全体に均一になるように塗り広げました。
乾くとタイル表面の目地が取れにくくなるので生乾きの状態で濡れた布で拭き取ります。
ちょっと早すぎて目地がボロボロになるので1時間ほど放置して再度拭き取りました。
ピカピカ!
周りの縁との段差もなくピッタリできて気持ち良いです。
下地がつぎはぎベニヤだった面影はもはやありません!
5.スタンドバーで壁に柱を固定する
柱となるワンバイ材の裏に、壁面DIYパーツ「スタンドバー」を取り付けていきます。
取り付け位置に墨付けして、パーツをねじ止めします。
上下2箇所、計4箇所に取り付け。
穴の位置がずれないように、下穴を開けてからねじ止めすると良いと思います。
SPF材は柔らかいので手動ドライバーでも問題なくねじ止めできます。
壁側の取り付け位置を決めてマステで印をつけます。
マステが白で見にくいですね。
柱が垂直になるように、ここは慎重に!!
先ほどねじ止めしたパーツに「マーカー(先が尖っている)」と「壁側パーツ」をセットします。
きつめにはめないと落ちてきてしまうので気をつけて。
壁の取り付け位置にググッと押し付けます。
マーカーでついた位置に合わせて壁側パーツを取り付けます。
スタンドバーにはクロスピンを押すための「ピン押しパーツ」が付いているので作業しやすいです。
上下とも壁側パーツが取り付けできました。
ここに木材側のパーツを引っ掛けてみます。
うまく取り付けられました。
もう1本の柱も取り付け完了!
6.下段の棚板を付ける
柱のワンバイ材を一度取り外して、下段の棚受けを取り付けます。
棚受けはワンバイ材の端材をカットして作ったもの。
裏側からねじ止めします。
これを壁側に戻して、
棚板をねじ止め。
ネジは長さ40mm位の長めのものを打ち込んでいるのでしっかりと固定できました。
右側だけコードを通すための隙間を開けています。
7.天板を取り付ける
天板の裏に棚受けを取り付けます。
使用したのはセリアのアイアン棚受け↓
下段と同じように端材で棚受けを作ろうと思ったけど、タイル面からねじ止めができないので、裏から付けられるこちらの棚受けにしました。
柱に乗るようにねじ止めします。
上下ともに棚板取り付けが完了!
完成
カウンター風壁掛け棚が完成!正面から見た写真。
ごちゃごちゃ配線のルーターがこんなにスッキリおさまりました。
隣に置いているのは無印良品のポリプロピレン持ち手付きファイルボックス。
ダイニングで子どもが出しっぱなしにしている宿題やプリントの一時置き場に活用。
持ち運びできるのが便利です。
上の段には今までダイニングテーブルに置いていたティッシュボックスを。
ケユカのお家型BOXは、中身だけ入れ替えるので置き場所がスリム化できます。
まとめ
ずっと気になっていたルーターの置き場所問題が解決できてスッキリ!
本当は布とかで目隠ししたくなっちゃうんですが、ルーターは隠さない方が良いみたいなのでこのままにしておきます。
目線の高さからだと存在感があまり気にならないかも。
ルーター置き場に悩んでいた方、参考にしてみてくださいね。