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初めてのDIY。
作りたいイメージはあっても、どの工具を使ってどうやって組み立てるのか、分からないことだらけですよね。
まずは必要な電動工具を選んでみよう・・・と思ったところで、実際どれを使えばやろうとしている作業ができるのか、前に進めずにいる方もいるのではないでしょうか。
私もDIYを始めたばかりの頃は、電動工具はごっついイメージで、こんなものが私に使えるのだろうかと思っていました。
しかも名前を聞いても何をするための工具か分からない。
この記事ではDIY初心者さんのために、基本の電動工具4種類の特徴を詳しく解説していこうと思います。
ホームセンターの作業スペースや工具レンタル&購入時に悩まないように、使う前に予習してみてくださいね!
基本のDIY電動工具4選
この記事の中でご紹介する電動工具は下記の4種類です。
DIY初心者さんならドリルとサンダーさえ使えれば問題ないと思っています。
では、個別にみていきましょう〜!
電動工具1:ドリル
用途:ドリルビットを使用して木材・金属・プラスチックの穴あけ、ネジ締め
DIYの基本中の基本道具。これがないと始まりませんね。
基本の道具だけに、選択肢が多すぎて悩むのも事実です。
DIYで使うドリルはこの3タイプから選びます▼
DIYを始めるなら「まずはインパクトを買おう」と考えてしまうかもしれませんが、超本格的な作業(小屋とかウッドデッキ作る的な)でなければ、ドリルドライバーがあれば十分です。
DIYで使う木材はほとんど軟木と言われる柔らかい木材です。(硬木は高級なのでDIYへのハードルが高いです)
インパクトドライバーほどのパワーがなくても、DIYで作る家具などの組み立てはドリルドライバーで問題なくできますよ。
また、既製品の組み立て家具を作る場合や、小型のDIYには、コンパクトドライバーが便利です。
とても軽くてパワーもあまりないので、子どもにお手伝いしてもらう時はコンパクトドライバーを使っています。
ビットについて
ドライバーの先に付けて使用するドリルビット。
様々な種類がありますが、電動ドライバーを購入するとセットで入っている基本のビットは「穴あけ用」と「ドライバービット」だと思います。
セットで入っている穴あけビットは「金工(鉄工)用」ビットで、金属・木工・プラスチック・ステンレスの穴あけができます。
サイズも細いものから太いものまで、下穴を開けるときはネジのサイズに合わせて選びます。
上の写真の右のビットはダボ穴を開けるために購入した木工用ビットです。
鉄工用と違い、木工用ビットは先端にリードネジがついているので、印をつけた位置からずれないで穴を開けやすいです。
「バリのない綺麗な穴をずれずに開けたい」場合は単品で購入できる木工用ビットを揃えることもおすすめです。
ビットの取り付け・取り外し方法
ドライバー本体にチャックを回して取り付けるタイプと、磁石で簡単に取り付けるタイプがあります。
ビットを購入する際は、使用するドライバーに適応したビットを選んでください。
電動工具2:サンダー
用途:サンドペーパーを装着して、木材の表面を研磨する
DIYに欠かせない「磨く」ための工具です。
小さな範囲だったら手動で十分ですが、大きい家具作りなど研磨する面が広い場合には欠かせない電動工具です。
本体にサンドペーパーを取り付けて使用します。
市販のサンドペーパーを適切なサイズにカットして取り付けられるタイプと、専用のサンドペーパーを取り付けるタイプがあります。
サンダーの形状
サンダーの研磨面には3種類の形のタイプがあります。
四角いタイプ(オービタルサンダー)はモーターの回転でベースが細かい楕円運動をして、材料の表面を研磨します。
一番よく使われるタイプのサンダーです。
円状(ランダムサンダー)は、円盤がぐるぐると回転しながら研磨するので、効率が良くムラのない綺麗な仕上がりが特徴。
塗装剥がしやサビ落としにも活躍します。
机の天板など広い面をヤスリ掛けするのにも向いています。
逆に組み立てた後の家具の隅などは届かないので、先が細い三角の形状のものが便利です。
私が愛用しているのはブラックアンドデッカーのサンダー。アイロンのような三角型で専用のサンドペーパーが必要です。
木材の表面や木口を整えるのにどれを選んでもOKですが、あまりパワーがあって重たいものは疲れてしまうし手に振動が来て痺れるので、簡単なDIYレベルだったら軽いものを選ぶのがおすすめです。
小物作りがメインなら小さいものを、広い面を効率良くヤスリ掛けするには研磨面が大きいものを選ぶと良いでしょう。
また、研磨すると削った粉が舞い上がるので、エプロンをしたりツルッとした服で作業するのがおすすめです。
ニットはやめてください!笑
外での作業ならまだマシですが、屋内で作業すると思ってもみない位広範囲に飛び散ります。
そのため、削った粉を吸い込む機能が付いた集塵(しゅうじん)タイプがおすすめ。
※よほど高性能な集塵でないかぎり、大半は飛び散りますので、諦めも必要です。
ここまでの工具が使えたらもうDIY初級レベルはクリア!
次は使いこなせたら便利になるDIY電動工具を説明していきますね。
電動工具3:ジグソー
用途:木材の切断(直線・曲線・斜め)
本体にブレードという刃を取り付けて使用します。
この刃の上下運動により材料を切断します。
ブレードにはたくさん種類がありますが、DIYで使うのは木材用の直線ブレードか曲線ブレードです。
直線用のブレードを使ったとしても、振動でずれてしまい真っ直ぐ綺麗に切るのはなかなか難しいです。
綺麗に直線カットをしたいなら次にあげる丸ノコを使うのがオススメ。
逆に丸ノコでは曲線カットはできません。
曲線カットも難しいですが、使いこなせたらDIYの幅がぐんと広がることでしょう。
こんな時に便利!
木材の一部くり抜き。こちらのDIYではコンセント部分をジグソーでくり抜きました▼
電動工具4:丸ノコ
用途:木材の切断(直線)
木材の直線カットといえば丸ノコ。
円状のノコ刃を高速回転させて切断する電動工具です。
丸ノコ定規やガイドとなる木材に沿って使うと、綺麗に真っ直ぐに切ることができます。
使用する時は、電源を入れて刃の回転が安定してから、木材に当ててカットしていきます。
誤った使い方をすると刃が木材に挟まって丸鋸の制御が効かなくなり、木材が跳ね返ってくる「キックバック」という現象が起こることがあります。
丸ノコは見た目も危険なやつ感プンプンで、使うのが怖い感じもしますが、使用方法を守り安全に気をつけて使えば、とても便利な工具です。
ノコギリで切るのとは段違いに作業効率も仕上がりの良さも変わりますよ。
丸ノコは刃の角度を変えることにより切断面を傾斜させることもできます。
手動ノコギリでは難しいので、丸ノコが使えるようになると色々なDIYが可能になります。
こちらのプランターカバーは傾斜切断で作りました▼
もっと電動工具を使いこなしたい方へ
ここからは初心者からレベルアップした時に使いたい、これが使えたらもっと便利!な電動工具をご紹介します。
トリマー
出典:楽天市場(画像クリックで商品へリンクします)
用途:溝切り・面取り
本体に特殊な刃を取り付けて高速回転させて使用します。
面取り(飾り切り)や、溝切り作業ができます。
糸ノコ盤
用途:細かい曲線の切断・板材の切り抜き
幅の狭い刃(ブレード)を上下に振動させて切断する工具。
ジグソーのブレードよりも細いので、細かい曲線の切断や、板材の切り抜きができます。
卓上に乗せて切断するので、あまり大きなものは加工できません。
上の写真で作っているのはプランツテーブルの真ん中のくり抜き部分。
小さな円を描くようにカットしました。
電動工具はレンタルがおすすめ
DIYの電動工具は揃えると高いので、自分に合ったものを必要最低限揃えれば大丈夫だと思います。
高価な工具は使用頻度やメンテナンスを考えるとレンタルした方がお得です。
ホームセンターには電動工具のレンタルサービスをしているところが多いので、近所のホームセンターで確認してみてください。(数百円で借りられると思います)
実際に使ってみたら、思ったより爆音で使いにくいとか、重すぎて疲れるとか、木屑が飛び散りすぎて懲り懲り・・・になるかもしれません。
使用してみて使いやすいものや自分に合ったものは後から購入すると良いと思います。
実際に狭小マンションの我が家ではドライバードリル以外は使いたくても使えません。
電動工具はどれも爆音なので、レンタルスペースや戸建ての友人宅で作業させてもらっています。
DIY女子におすすめ!ブラックアンドデッカーのマルチツールEVO
よく使う電動工具をひとつずつご紹介してきましたが、全部が1台で済むとっても便利な工具があります。
それが、ブラックアンドデッカーのマルチツールEVO(エボ)です。
本体にアタッチメントを付け替えれば下記の工具として使えますよ!
- ドリルドライバー
- インパクトドライバー
- サンダー
- ジグソー
- 丸ノコ
- マルチのこぎり
- トリマー
それぞれのツールは単体で使うものより制限があるものもありますが、これ1台でDIYを網羅できるのは本当に便利!
私はドライバーと丸ノコはこちらのマルチエボを使用しています。
マルチエボの丸ノコはコンパクトサイズで、直角切りと板厚21mmまでしか使えないと制限はありますが、軽くて扱いやすいのでDIY女子におすすめです!
まとめ
DIYを始めるなら使ってみたい基本の電動工具4種(+おまけ2種)をご紹介しました。
便利で作業効率が格段にアップする電動工具。ぜひ使ってみてくださいね!