初めてのDIY、一番初めにぶつかった壁が木材選びでした。
DIY歴4年の私が今まで使った木材はたったの5種類ほど。
木材の特徴とどんなDIYに向いているか、実例を挙げてご紹介します。
木材の種類と特徴~どんなDIYに向いてる?
ここに挙げた木材は、どこのホームセンターにもたいてい置いてあるものばかりです。
SPF材
SPF1×4(ワンバイフォー)、SPF2×4(ツーバイフォー)と書かれて目立つところに大量に置いてある白っぽい木材です。
ラブリコやディアウォールなどの突っ張り系DIYで使用するのもこのSPF材です。
角に丸みがあるのが特徴で、材質が比較的柔らかくノコギリでカットもできます。
とにかく安価で扱いやすく、私も一番使っている木材です。
1×4の、1は厚み、4は幅のことで、
1(厚み19mm)×4(幅89mm)という意味です。
よく使うサイズで例を↓
1(厚み19mm)×1(幅19mm)
1(厚み19mm)×4(幅89mm)
1(厚み19mm)×6(幅140mm)
2(厚み38mm)×2(幅38mm)
2(厚み38mm)×4(幅89mm)
また
長さは○フィートと表記されていて
売り場の目立つところにあるものはたいてい6フィート(1,829mm)です。
10フィート(3,048mm)、12フィート(3,658mm)など長いものもあります。
一番キレイなものを選びましょう。
(1本しか残っていなくて仕方なく反りのある曲がっているものを買い、失敗したことがあります。)
我が家の使用例1押入れ風布団収納スペース
我が家の使用例2玄関の板壁
合板
・ラワン合板
規格サイズは910mm×1820mm
ラワン合板(ラワンベニヤ)
ベニヤ板と聞けば馴染みがあるかもしれません。
安価で良く見る代表的な板ですね。
同じくベニヤでシナ合板(シナベニヤ)というものもありますが、こちらは表面加工がされていて見た目が綺麗です。
値段も高くなりますので、用途によって使い分けるのが良いと思います。
厚みも、2.5mm、4mm、5.5mm、9mm、12mm・・・(続く)と豊富です。
2.5mmはカッターで簡単に切れます。
汚したくない場所で使う場合はアク止めシーラーなどで加工した方が良いでしょう。
私はいらない壁紙などであらかじめ保護しています。
我が家の使用例キッズスペースの壁面
・針葉樹合板
住宅の下地材に使われる合板で、ベニヤよりも安く見た目も劣ります。
大きな節があったり、表面が凸凹していたりします。
また品質スタンプが目立つところに押されています。
見た目を気にしない箇所に使用する場合や、ペイントをするなら、安価で使いやすい木材です。
逆にこの荒々しさやスタンプを生かしカッコよくDIYするのもアリですね。
断面のトゲが鋭い場合があるので、ヤスリがけは必須です。
杉板
・杉板(カンナ仕上げ)
柔らかい、軽い、加工しやすい、安い。
手鋸でも切りやすく、木目を活かしたDIYができます。
下記に挙げた杉荒材と比べ、カンナ仕上げしてあるものは扱いやすくおすすめです。
・杉板野地板(荒材)
安い、柔らかい、ガサガサ。
こちらは初心者には少々ハードルが高い木材です。
束売りされているのを見かける、ガサガサした、決してきれいとは言えない板です。
しかし、このガサガサ感がいい仕事をしてくれます。
シャビー、アンティーク、ジャンクなどちょっと汚れた感じを出すのにぴったりなんです。
下地のためプレーナー仕上げ(機械で表面をキレイに整えること)がされていません。
素手で触ると痛い目に合うかもです。
購入したらそのまま工作室に持ち込み、ヤスリがけしてから家に持ち込むことをお勧めします。
また、乾燥させてないことも多く、湿ってる感があります。
乾燥すると縮むのでぴったりした寸法にカットしたい場合は自宅で乾かしてからが良いです。
我が家の使用例テレビ背面の板壁
パイン集成材
やや高い、硬くて頑丈、きれい
ホームセンターの木材売り場でビニールで包まれてキレイに並んでいる木材です。
節や割れた部分を取り除いた角材を接着剤などで貼り合わせたもので、
表面がツルっとしていて木目がキレイなのが特徴です。
これを使えばとてもキレイに仕上がると思いますが、ここに挙げた木材の中で一番価格高いです。
なので、我が家ではキレイに見せたい部分に使用しています。
厚みがありしっかりと頑丈なので、キッチンカウンターの天板にも使用しました。
表面がキレイなのでニスやオイルもキレイに塗ることができます。
我が家の使用例キッチンカウンターの天板
ファルカタ集成材
安い、軽くて柔らかい、きれい、サイズが豊富
こちらも木材売り場でビニールに包まれています。
柔らかいため強度はあまりありません。ぶつけたら凹んだりも。
その分軽いので、手のこも簡単にできるし、重くさせたくないものに適しています。
初めてのDIYではよく分からず天板に使ってしまいましたが、
後になって重いものは乗せられないと気づきました。
まとめ
木材を知ればホームセンターでも迷わずに、自分のやりたいDIYに適したものが選べます。
DIYは何よりも経験!
私も失敗があったからこそこの記事が書けてます(笑)
いろんな木材に触れて、自分にあったスタイルを見つけましょう。
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