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こどもが生まれたのを機にベッドから布団生活になりました。
ベッドの時とは違い、布団を片付けなけらばならない=収納場所が必要。
賃貸マンションの我が家は、押入れのような奥行きのある収納が全くなく、小さなクローゼットのみ。
そこで布団が収納できる押入れ風収納を、ディアウォールを使ってDIYしました。
材料
- 木材:SPF2×4材、SPF1×4材、ベニヤ板(5mm厚)
- ディアウォール 4セット
- L字金具 8個
- ネジ
- カーテンレール
- カーテン用布
- ペンキ(ターナー ミルクペイント 使用色:ピスタチオグリーン)
ディアウォールで押入れを作る「布団収納」DIY工程
1.柱用ディアウォールを立てる
奥は梁までの高さ、手前は天井高を測り、それぞれ-45mmにカットしたSPF2×4材を用意します。
立てたい位置(床・天井)にマスキングテープなどで印をつけておきます。
2×4材にディアウォールをはめて印の位置に設置します。
ディアウォールは、突っ張る時に天井側に押し当てながらバネで固定させるので、位置を微調整するのが難しいです。
ラブリコのように緩めたジャッキを締めて固定させるタイプだと、固定させながら位置の微調整ができて施工がしやすいです。
そのため、最近のDIYではラブリコを使っています。
2.SPF2×4材を横に渡しL字金具で固定
1で立てた柱に2×4材を取り付けます。
まずは柱側の2×4材にL字金具を固定、両方の柱に取り付けたら、横に2×4材を渡して固定します。
この横に渡した板が外れてしまうと大変なので、L字金具は大きくてしっかりとしたものを選びました。
上下2段にしたいので、計4本の板を固定します。
※上段は軽いものしか乗せないのと、高い位置に重たい2×4材を取り付けるのも大変なので、1×4材を使いました。
3.SPF1×4材を等間隔ですのこ状に並べてネジ止め
2の2×4材の上に1×4材を並べていきます。
等間隔になるように、印をつけて1本ずつネジ止めしていきます。
手が届かなくなるので奥から順に取り付けます。
上段を付けたら、下段も同じように取り付けます。
4.側面にペイントしたベニヤ板を貼る
側面のサイズにカットしたベニヤ板を用意します。
梁までの高さの板と、梁の上の部分2枚に分けています。
梁の方に立てた柱のディアウォールを除いた部分を測り、それより数ミリ引いた高さにします。
(ぴったりにするときつすぎて入らない場合があるため)
好きな色にペイントします。
ミルクペイントのピスタチオグリーンを2度塗りしました。
室内でも匂いが気にならず、塗りやすい塗料です。
ペンキが乾いたら柱の2×4材にネジ止めしていきます。
継接ぎ部分は裏から端材を当てて取り付けています。
裏は見えない部分なので余っていた板を使いました。
5.カーテンレールの取り付け
ホームセンターに売っている伸縮するカーテンレールを使用して、柱の一番上にネジ止めしました。
6.仕上げ、飾り付け
側面に棚板やフックを取り付けます。
棚板は端材を利用。下側にセリアのアイアンバーを付け、ベニヤにL字金具で固定。
ベニヤは5mm厚のため、厚みがないとしっかりと固定できないので、裏に端材を当てています。
上のアルファベットRは発泡スチロールをカットして表面にカッティングシートを、側面にマスキングテープを貼って作ったものです。
CLOSETの文字は100均の木製アルファベットを白くペイントしたもの。
収納部分の下は無印良品のポリプロピレン収納ケースです。
カーテンも手作りです。
側面のピスタチオグリーンに合わせてブルー系のストライプの布をセレクト。
下は生成りの無地布にして、間にポンポンリボンを挟みました。
100均のカーテンクリップを使って、カーテンレールに取り付けています。
まとめ
収納したいものの大きさぴったりに作れるのがDIYの良いところ!
部屋の一部を潰すことになるので圧迫感があるかなぁと思いましたが、梁の部分を利用したせいかそれほど感じませんでした。
大型DIYになりますが、初めにディアウォールで固定してから作るので組み立てがしやすかったです。
引っ越しすることになり、こちらの収納を解体し、新居で新たなDIYに活用しました↓
ディアウォールについてはこちらの記事をどうぞ↓
コメント失礼します。
こちらのdiyを真似させていただきたいのですが総額どのぐらいかかりましたか?
賃貸で収納が狭くとても困っていましたのでぜひ参考にしたいです。
コメントありがとうございます。
こちらの収納DIYをしてから随分と時間が経ってしまったので、かかった費用は曖昧ですがすみません・・・大体2万円前後だったと思います。
当時は今よりも木材の価格が安かったので、今同じものを作ったらそれ以上になると思います。
制作前に大体のコストを試算してみるならば、
購入する「SPF2×4材」と「SPF1×4材」の価格を近所のHCで事前に調査し、必要本数分の価格を調べてみてください。
HCによって価格もまちまちですし、メジャーな木材なのでたまに特売している場合もあります。
こちらのDIYではこの2種類の木材が主なのでこの値段が大きいかと思います。
また、柱を立てるのに使用している「ディアウォール」についてですが、2×4材柱を突っ張るアイテムは同時これしか選択肢がありませんでした。
今は「平安伸銅工業のラブリコ」や「八幡ネジのつっぱりアジャスター」「和気産業のウォリスト」など色々な突っ張りアイテムが出ているので、ご自身で使いやすいものを選んでください。
木材と突っ張りアイテムの値段が分かれば大体の予算が出ると思います。
作るのは大掛かりで大変ですが、収納力たっぷりで達成感のあるDIYになります。ぜひ試してみてください。