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DIYでお部屋のイメージを変えるなら、壁の一部を板壁にするのがオススメです。
壁に傷を付けず、賃貸でも現状回復可能!
DIY初心者さんでもできる板壁の作り方を解説します。
Chocori
使用する木材選び
まずは使用する木材を決めましょう。
私が今まで板壁作りに使った木材は、ホームセンターで簡単に手に入る「SPF(ホワイトウッド)材」「合板(ベニヤ板)」「杉野地板」の3種類。
木材別に作り方とDIY実例を紹介していきますね。
作り方1「合板(ベニヤ板)」で作るフレンチ風腰壁
難易(作業大変)度・・・★☆☆
使う木材が軽いためホームセンターから材料を持ち帰るのもラク&材料コストも安い!腰壁なので作業スペースもあまり取らず、誰でもどこでも作りやすいため、難易度は★1つです。
DIYや工作によく使う「ベニヤ板」
ホームセンターでは「ラワン合板」や「シナベニヤ合板」という名称で販売されていることが多いです。
シナベニヤの方が表面も綺麗ですが、安価なラワンベニヤでも十分です。
厚みは2.5mm位までならカッターで簡単に切ることができるので扱いやすいですが、表面の凹凸をより見せたいなら4〜5mmがオススメ。
カッターで切る作業も枚数が多いと地味に大変なので、ホームセンターでカットしてもらうと作業時間を大幅に短縮できますよ。
あまり厚みを出さないように、下地は2.5mm、板壁部分は4mmの合板を使いました。
板壁にしたい部分を測り、下地の合板をカットします。
下地は薄い板にするとコンセントの穴などをカッターで簡単にくり抜くことができます。
この時点で板周りの棘やガサガサしている部分はヤスリをかけておきましょう。
下地の板に板壁用に長細くカットした板を1枚ずつ貼り付けていきます。
まず仮置きして隙間を調整しながら木工用ボンドで固定すると良いでしょう。
ちなみに板壁の幅は100mm、隙間(余白)は5mm程度とって貼り付けています。
この方法だと隙間で調整しながらぴったりのサイズにできるので、きっちり測らなくても最後はうまくいきます笑
ボンドが乾いたら好みのペイントを施します。
水性塗料でベタ塗りする方法が合う板壁だと思います。
白い壁に映えるアクセントカラーを使ったり、ダークな色で引き締めるのも良いですね。
ペイントが乾いたら、壁にマスキングテープ+強力両面テープで貼り付けます。
細い穴が開いても良ければタッカー(大きいホッチキス)で止めるのもアリ。
穴は後から「穴埋め材」を使えば現状回復可能です。
最後に見切り部分にモールディングを使えば本格的な仕上がりに!
モールディングはホームセンターで色々な飾り切りをしたものが売られているので好みのものを探してみて下さい。
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作り方2:「SPF(ホワイトウッド)材」で作る飾り棚板壁
難易(作業大変)度・・・★★☆
角に丸みがあるので面取りが不要。表面も比較的綺麗なのでサンダー(ヤスリ)掛けもささっとでOK!
板の厚みがあるため重さがそれなりにあり、板壁にする面が広いと使う木材も多いため、その分重労働になります。
SPF1×4(ワンバイフォー)材(またはホワイトウッド1×4材)
厚み19mm、幅89mm、長さ1820mm※のワンバイフォー材は、規格サイズのままor長さを作りたい壁に合わせてカットして、並べれば簡単に板壁を作ることができます。
※長さは1820mm以外にも910mm、2438mmなどありますが、1820mmをカットして使うのがコスパ的に◎
SPFワンバイ材のサイズ表はこちらにまとめてあります▼
DIY設計時に役立つ!SPFワンバイ材・ツーバイ材の規格サイズ表とDIY実例
厚みが19mmあり板も重いので、現状回復によく使うマスキングテープ+強力両面テープで壁に貼り付けるのは危険です。
こちらの写真の板壁は、4mmのベニヤ板を下地にして強力両面テープor木工用ボンドでワンバイフォー材を貼り付け、下地と壁をマスキングテープ+強力両面テープで固定。さらに前に収納棚を置いて倒れないようにしています。
下地のベニヤ板をタッカー大きいホッチキスで止めてから、ワンバイフォー材を貼っていくのも良いと思います。
※タッカーは画鋲程度の細い穴が空きます。
それでも重いので倒れてくるのが心配・・・という場合はツーバイフォー(2×4)材を柱にして突っ張るアイテム=「ラブリコ」や「ディアウォール」を使って壁面を板壁にするのがオススメです。
ワンバイ材の厚みを活かして、棚やフックをねじ止めすれば、板壁+オリジナルの飾り棚や収納が作れますよ!
また、ワンバイ材の木目を活かしたペイントをすれば、木の温かみのある板壁が完成です!
上の写真のワンバイ材にはワトコオイルを塗装しています。
ワンバイ材にオススメの塗料。木目を艶やかに美しく見せるオイルフィニッシュ材▼
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作り方3:「杉野地板」で作るシャビーシックな板壁
難易(作業大変)度・・・★★★
加工済みの杉板と違い、安価な杉野地板を使用しました。
荒い板なので板壁作りまでの下準備に時間がかかります。
サンダー(ヤスリがけ)や乾燥させる屋外作業スペースも必要。
杉野地板は、「厚み12mm、幅180mm(90mmもあり)、長さ2,000mm」で束になって売られていることが多いです。
だいぶ前に買ったので値段は忘れましたが、とあるホームセンターのWEBショップを見てみると、幅180mmのものが5枚セットで1280円。1枚あたり250円程度で購入できます。
ただ、この板は安いだけあり、加工済みの杉板とはかなり違います。
ざらざらの表面にバリや棘だらけ。節の抜けた穴も多数。
しかも乾燥がされていないため湿っています。
というわけで、下処理が大変なんです。
まずは日陰で十分に乾燥させてから、サンダーで表面をひたすら削る。
その後使いたいサイズにカットしてから塗装・・・と板壁作りまでの道のりが長い。
それでも使いたくなるのはただ安いだけでなく、アンティーク感ある綺麗すぎない板壁が作れるからです。
杉の木の風合いを生かしたナチュラルな雰囲気にペイントを施せば、木材のガサガサ感がヴィンテージやシャビーシックなインテリアにマッチする板壁を作ってくれます。
SPF材に比べて軽いのもポイント。下処理さえ頑張れば扱いやすい素材であるといえます。
カウンターの下に貼るとかなら両面テープでもいけますが、反りが激しいものもあるので、ネジでしっかりと止めた方が安定します。
こちらのテレビ背面の板壁は、ラブリコで立てた柱にネジで止めています。
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まとめ
それぞれ特徴の違う木材を使用した板壁の作り方を3通りご紹介しました。
賃貸でも現状回復が可能な方法で、ただの壁紙が貼ってあるだけの壁面が大変身しますよ!
DIYをこれから始めたい人にもオススメな板壁作り。作り方のヒントになリますように☆
壁面を変えるなら、賃貸でも貼れる壁紙もオススメ▼