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賃貸マンションの我が家の玄関は、そのままでは使い勝手がとても悪く、見た目も一昔前の古くさ〜い感じ。
3人分の靴、子どもの外遊びグッズ、掃除用具などなど…
玄関に収納したいけど、小さい下駄箱には到底入りきれません。
そんな時はDIYで何とかしよう!ということで、「扉改装編」に引き続き、今回は「収納棚増設編」です。
玄関Before
まずは玄関のビフォー写真です。
この小さな下駄箱の中に入りきれなかった靴がたくさんあり、行き場をなくして困っています。
下駄箱の高さが低いので、この上のスペースを使って収納を増やしていきたいと思います。
既存の下駄箱の上に収納棚を増設!DIY工程
設計
既存の下駄箱の上に棚を作るのですが、ここでポイント!
下駄箱の上に重ねるように棚を増設すると、ちょうど目線の高さなので、狭い玄関を余計狭く見せるのではないかと。
それに下駄箱の上に雑貨などを飾るスペースも欲しいなぁと。
そこで、目線の高さより上部に収納棚を作ることにしました。
賃貸DIYの強い味方「ラブリコ」を使って収納棚を作ります。
材料
- 木材(SPF2×4材、SPF1×4材、SPF1×2材、ラワン合板4mm厚、針葉樹合板9mm厚)
- ラブリコ2×4アジャスター 2セット
- 塗料(ダイソー ナチュラルミルクペイント アースホワイト)1個
- 漆喰 うまくヌレール ホワイト
- ファッション支柱(60cm)2本
- ファッション棚受(25cm)左用2個、右用2個
- 平折れ金具
- ネジ
- カーテンレール
木材はあらかじめホームセンターでカットし、ヤスリがけしてきたので、組み立てとペイントからスタートです。
1.下駄箱の上にラブリコで柱を立てる
下駄箱の棚上にラブリコを使い柱を2本設置していきます。
設置する高さマイナス99mmの2×4材を用意し、アジャスターにはめて使います。
ラブリコのアジャスターを回し調節しながら固定していきます。
グラつきがないかチェックします。
2.支柱を取り付ける
1の柱に支柱を取り付けます。
ホームセンターに様々な長さ・色の支柱と棚受けが売っています。
長さ60cmのものを2本購入しました。
左右同じ場所にネジで固定します。
この支柱に棚板をはめる穴が空いていて、自由に位置を決めることができます。
支柱と同シリーズの棚受けを4本購入。
棚受けは「右用」「左用」とあるので、間違えないように注意!
棚受けをはめるとこんな感じです。(棚受けに棚板をつける前)
3.棚板に棚受けを取り付ける
棚受けパーツに棚板を取り付けます。
棚板は9mm厚の針葉樹合板を使いました。
左右の取り付け位置に印を付け、ネジで固定します。
棚板を2段取り付けるので、こちらを2枚用意。
4.棚板を支柱にはめ込む
3の棚板を支柱に取り付けていきます。
取り付け位置(穴)を決めたら棚受けのフック部分を引っ掛け、上から木槌で叩いてガッチリはめます。
これで収納棚が設置できました。
次工程からは見栄えを良くするために、この収納棚を目隠ししていきます。
5.枠となる木材にペイント
先ほど作った棚部分を隠すための枠を作っていきます。
まずは、木材のペイントから。
周りを囲むための板(1×4材)と、天井側に取り付けるカーテンレール用の板(1×4材&1×2材)、下駄箱の天板(ラワン合板)です。
場所的に組み立ててからペイントするのが厳しいので、組み立て前にペイントします。
使用した塗料はダイソーの水性ペンキ「ナチュラルミルクペイント(アースホワイト)」です。
いやな匂いもなく塗りやすい塗料が100円で買えるのが嬉しい。
ペンキを塗る時はそのまま捨てられるように食品トレーを使っています。
7.枠を組み立てる
側面の板は1×4材を4枚つなげます。
端材の板を使ってネジで固定。
※後からこの端材の板を棚受けにし、もう一枚棚板を取り付けます。
※側面の板は余っていた1×4材を使って節約しているので長さがバラバラです。
収納棚部分はカーテンで目隠しすることにしたので、天井側の板(1×4材)にカーテンレールを取り付けます。
位置を決めたら…
ネジ穴があるので直接ネジ止め。
Chocori
8.枠を下駄箱上に設置
下駄箱の天板にペイントしたラワン合板を乗せてから、7で作った枠を下駄箱の上に設置します。
※工程4で取り付けた棚板が邪魔になるので、一旦外しました。
写真では見えなくなっていますが、天井側に横方向に取り付けた板にカーテンレールが付いています。
カーテンレール付の板の前面に1×2材を取り付けて、カーテンレールが見えないようにしています。
カーテンボックス的な作り方です。
そして、この側面の棚受けを利用して、もう1段棚を取り付けます。
棚受け板にネジで固定します。
この棚板がラブリコの柱の前面に来るため転倒防止にもなります。
ちなみに、ラブリコの対荷重は、柱の片側に荷重がかかる場合、柱1本あたり棚板を含めて20kgまでとのこと。
柱2本立てているので、荷重は40kgまでOKということになりますが、念のため前面に転倒しないように対策しています。
側面板は目立たない場所にL字型の金具で壁と固定しました。
本当は下地の入っている位置に止めないと意味ないかもですが、補助的に止めています。
(賃貸のネジ穴を後から修復する方法。詳しくはこちら)
9.柱を目隠しするための板を取り付ける
柱の2×4材が丸見えなので、この柱の前面にぴったりサイズにカットした4mm厚のラワン合板を取り付けます。
本来ならば2×4材にネジ止めしたいところですが、下駄箱上に敷いている合板のサイズが諸事情(※)により奥行きが足りないので、この合板のサイズに合わせて側面の板に受けの木材(端材を利用)を取り付けてネジ止めします。
※諸事情=合板の規格サイズから無駄なくカットしたかったため。
規格サイズに合わせて無駄なく作りたいのでこうなってしまったのです。
Chocori
ちなみにこちらの合板にはあらかじめ漆喰を塗っています。
息子くん大喜びの塗装の様子。
しかーし、こちらはちょっと失敗した点もありました。
漆喰塗りについてはこちら↓
練済み漆喰[うま〜くヌレール]は本当にうまく塗れるのか?子どもと一緒に塗ってみた感想
10.カーテンの取り付け
サイズに合わせたカーテンを作ります。
100均などで売っているカーテンクリップで布を挟み、カーテンレールに取り付けます。
はじめはここも扉にしようかと思いましたが、上の方に重い木材を使用したくなかったことと、制作コスト削減のため、カーテンにしました。
とりあえずただの白カーテンですが、もうちょっと可愛いカーテンにしたい。。。
11.LEDセンサーライトを取り付ける
もともと下駄箱上の天井にライトが1つ付いていたのですが、収納により隠れてしまったので、別のライトを取り付けることにしました。
アイリスオーヤマの人感センサー付LEDライトをAmazonで購入。
玄関なので、暗い時に電気スイッチを探さなくてもOKなセンサーライトにしたくて選びました。
LEDなので長持ち&熱くならないところもポイント!
電池式なので好きな場所に取り付けられます。
こちらのライトはマグネット、フック、粘着テープ、ネジ…と設置場所に合わせて取り付けできます。
一番下の棚板に付属のネジで取り付けました。
12.完成
上部に棚3段分の収納を設置したことにより、収納量がぐっと増えました!
目線の高さまではスペースを空けているのと、ライティング効果もあるので、圧迫感はありません!
北側の玄関でいつも暗いので、真っ白になりだいぶ印象が変わりました。
まとめ
賃貸の狭い、暗い、収納ないの3大問題がDIYによって解決できました。
白い漆喰壁で雑貨も映えるので、ディスプレイも楽しみたいと思います。
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