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先日、友人宅のお助けDIYに行ってきました。
テレビ周りを収納たっぷりで使いやすく、おしゃれにDIYしたいとの事。
設計と組み立て&設置のお手伝いをさせていただきました。
初めてのDIYということですが、理想通りの仕上がりになるでしょうか!?!?
テレビボードDIY
使用する木材を決める
木材の厚みによって設計が変わるので、まずは木材を決めます。
今回は「ラワンランバーコア(915×1830×24mm)」を使うことにしました。
ランバーコアとは、間に芯をなる板を挟み込み、その両面にラワン合板(ベニヤ)を貼ったもの
ベニヤと比べると、軽くて作業性が良く、反りや割れ欠けがほとんどないので、色々なDIYに使える素材だと思います。
ラワンランバーコア、シナランバーコアがありますが、表面に貼っているベニヤがラワンかシナの違い。
シナの方が綺麗だけど、ペンキ塗装してしまうので価格の安いラワンランバーコアにしました。
設計
テレビボードは真ん中に仕切りを入れた上段と、下段の2段にします。
DVDデッキなどの機器を入れる上段には扉を付けて、下段にはニトリの収納ボックスを並べて使います。
下段に入れるニトリの収納ボックス。
こちらを5つ並べてぴったりになるように設計しました。
厚みが24mmの木材を使用するので、それを踏まえて必要寸法を出していきます。
扉はぴったりすぎると閉まらないので、上下左右2mm位間をとり、さらに蝶番の厚み分も計算に入れます。
木取り図を書く
設計図を元に木取り図を書いていきます。
設計した通りに木材を置くとラワンランバーコアが2枚では少し足りないので、なんとか2枚に収まり切るように微調整しました。
側面になる板を継ぎ接ぎしたり、奥行きを短くしたり・・・
DIYなので数千円のコストカットも重要です!笑
ホームセンターでサイズを確認してから木取り図を書くとスムーズなので、
あらかじめ使う予定のある木材はサイズと価格が分かるように写真を撮りためています。
カット指示書をホームセンターで書くとあたふたするので、落ち着いて家で書いていくと良いと思います。
寸法はミリ単位で大事ですからね。
材料
木取り図が書けたら買い出し!材料を揃えます。
- ラワンランバーコア(915×1830×24mm)×2枚
- 水性ペンキ ホワイト
- 取手×2
- 蝶番×4
- マグネットキャッチ×2
- 木ダボ
- ビス
DIY工程
1.やすりがけ
木口の棘が気になるので、組み立て前にサンダーをかけておきました。
組み立て時にどの板か分かりやすいようにマステで名前を書いて貼っておきます。
(似たサイズの木材は間違えやすいので。)
2.側面の板をダボで連結
まずは(ケチって)半分にした側面板をダボで連結します。
3.仕切り板を取り付け
真ん中の板に仕切り板を付けます。
4.側面板に天板、中板、底板を取り付け
どんどん組み立てていきましょう〜。
木ダボで組むと表面が綺麗なので、途中までダボ継ぎで頑張っていましたが、大変になってきたので途中でビスに変えました・・・
大きいので大変だったけど、組み立て完成〜!大きいと一人で組み立てるのは困難・・・2人で良かったです。
4.扉を付ける
上段に扉を付けます。
扉に取手とマグネットキャッチを付けます。
本体の内側にもマグネットキャッチを付けて、蝶番を2箇所に取り付け。
▲蝶番
▲マグネットキャッチは真ん中に付けました。
間が狭いのでインパクトドライバーを使えず、蝶番とマグネットキャッチを付けるのがなかなか大変になってしまいました。
閉めてみると・・・ぴったり!気持ち良く閉まります。
組み立てが完成しました。
5.塗装
先ほど頑張って付けた扉を一度外してペイントします。
マットホワイトのペンキをチョイス。
私が帰った後に塗っておいてもらいました。
お子さんと一緒に塗ったみたいです。
親子の良い思い出にもなりますね!
眩しいホワイトになりました!
テレビボード完成!
とても綺麗にペイントできています!
扉も綺麗に付いたし、ガタつきもありません。
ニトリのBOXを収めて・・・このフィット感。良い感じです。
これでテレビボードは完成!お次は板壁を作っていきますよ。
板壁DIY
壁掛テレビがかぶる位の位置から下を腰壁にします。
下地ベニヤ板の上に、10cm幅にカットしたベニヤを並べて板壁を作ります。
壁との境目は見切り材(モールディング)を付けます。
材料
- ベニヤ板(ラワン合板) 厚み2.5mm(下地用)
- ベニヤ板(ラワン合板) 厚み4mm(板壁用)
- モールディング
- 塗料 STYLE DIYペンキ ミスティグリーン
- 木工用ボンド
- ビス
- 強力マグネット
DIY工程
1.下地のベニヤ板にコンセント部分の穴を開ける
下地用の厚み2.5mmのベニヤ板をくり抜きます。
墨付けしてカッターでカット。
カッターで簡単に切れるかと思ったら意外と硬くて大変でした。
2.下地に板壁を貼る
次に下地板に10cm幅にカットした厚み4mmのベニヤ板を並べていきます。
5mm位間隔を空けてボンドで貼り付けました。
(我が家で使っていた板を再利用しているので白く塗装してあります。)
3.モール材(モールディング)を貼る
上からモールディングを貼ります。
段差があるので板壁を挟むようにボンドで接着。
板壁が1枚分空いているところは配線カバーを付ける予定の箇所です。
それとコンセント穴の下はテレビボードで見えなくなるので貼っていません。
4.塗装
ボンドが乾いたら一気に塗装。
使用したのはSTYLE DIYペンキのミスティグリーン。
▲乾かし中。
乾いたらブルーグレーに近い、落ち着いた色味になりました。
5.壁に取り付け
壁に直接ビスを打って良いということなので、間柱の位置を探してしっかりと固定させます。
壁穴NGの場合は、マスキングテープ+強力両面テープか、タッカーで固定できますよ。
これで板壁も完成です!
6.配線隠しを作る
先ほど空けておいた板壁1枚分は、高さを出して配線隠しカバーにします。
いつでも取り外しできるように強力マグネット(ネオジム磁石)を使いました。
板壁と同じ色にペイントした端材を、磁石の厚み分削ります。
ノコギリで切り込みを入れてノミで打ち、欠けを作りました。
我が家のテレビコーナーでも使用した、ネジ穴付きのネオジム磁石を削った部分に取り付けます。
板壁とねじ止めして、取り外しができる配線カバー完成。
板壁側にネジを打っておいたので、そこに磁石が付くようになっています。
設置
テレビを元通り取り付けて、テレビボードを配置します。
ホワイトとグリーンの爽やかなテレビコーナーになりました。
配線も板壁にうまく隠れてスッキリ!
収納する中身に合わせて設計しているので、無駄がなくぴったり入るのが気持ち良いです。
まとめ
大型のテレビボードなので組み立てが大変ではあったものの、完成度はなかなか良い感じです!
友人にもとっても満足してもらえました!
これを機にDIYしたいものがたくさんあるようなので、またお手伝いしに行きたいと思います。
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