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被写体のアイテムがおしゃれに見える背景ボード。
あるとないとでは写真のレベルが全然違って見えます。
漆喰のような凹凸があるテクスチャーボードを作りたかったのですが、そのために漆喰を新たに用意するのは(金銭的にも)勿体無い・・・
家にあるアイテムや100均を活用して安く作れないかなーと模索していたところ「重曹アート」が使えるのでは!?と閃きました。
SNSやハンドメイドサイトで見かける、重曹と塗料を混ぜて凹凸のアートを作ってキャンバスに飾る「重曹アート」
アートのように仕上がりのデザインに凝らずに、ラフに塗って背景ボードにしてしまおう作戦です。
まるで漆喰を塗ったような仕上がり!?背景ボードの作り方を解説します。
材料
- 重曹
- 水性ペンキ
- ベニヤ板(ラワン合板)
ダイソーのお掃除コーナーにある「重曹」と、工具コーナーにある「水性塗料」を使います。
ボードの下地は端材のラワン合板を使用しました。使い回しのためペイントしてある状態です▼
大きなサイズで作りたかったので家にある合板を選びましたが、サイズが合えば「ダンボール・厚紙・100均のMDFボード」なども使えると思います。
用意するもの
- 刷毛
- 塗料を入れるトレー
- ヘラやコテなど
- ビニール手袋
- 汚れ防止用シート(大きなゴミ袋・ビニールシート・新聞紙など)
白(単色)の背景ボードの作り方
今回、白と濃いグレーの2種類の背景ボードを作りました。
まずは白単色で作った背景ボードの作り方手順から。
1.下塗りをする
まずはベニヤ板に、水性ペンキで下塗りをします。
使用した塗料はダイソーの工作用水性ペイント。色はホワイトです。
2.重曹と水性塗料を混ぜる
下塗りで使用した塗料と重曹を同量ずつ混ぜます。
アイスの棒を使って混ぜ混ぜ。
同量だとゆるめだったので、重曹をさらに追加しながら混ぜました。
漆喰のようなモッタリ感を出すには、塗料1:重曹2位の割合になったと思います。
3.重曹+塗料でペイントする
均等に混ぜた塗料を板に塗っていきます。
まずは混ぜるのに使ったアイスの棒で直接塗ってみる・・・
良さそうなのでコテで塗り広げていきます。
こちらのコテもダイソーで購入したもの。
塗料をたっぷり取って、好みの質感になるように広げていきます。
4.乾燥させる
全面に塗装できたのでこの状態でしばらく乾かしたら完成です!
グレー(混色)の背景ボードの作り方
2つ目の背景ボードは余っている塗料で作れる小さいサイズにしてみました。
半分くらい残っていた「ダイソーのナチュラルミルクペイント」2色を混ぜて重曹ペイントしたいと思います。
1.混色した塗料で下塗りする
トレーに2色を出してよく混ぜ合わせます。
刷毛で板に下塗りします。
2.重曹と水性塗料を混ぜる
1のトレーの中に重曹を足してよく混ぜ合わせます。
重曹を入れたら色が白っぽくなるかと思ったら、元の色味と変わりませんでした。
3.重曹+塗料でペイントする
こちらはゴムへらで塗ってみました。
他にも(ビニール手袋をはめた)手で直接塗ってみたら、かなりガサガサ感のある感じになりました。
塗り方や道具によって色々な表情を見せてくれます。
4.乾燥させる
手に付かない位まで乾燥させます。
待てない人はドライヤーを使って強制乾燥させてください。
表面のくっつききれていない重曹の粉をブラシで履きました。
漆喰と違って乾燥してからもポロポロと粉状にカスが出てくるのが難点ではありますね。
特に端の方はぼろっと取れやすいです。塗装がはみ出てる部分は手で取り除いておきました。
完成
壁に立てかけて使っても良し、置いて使っても良しの背景ボードが完成しました。
完全に乾き切ってからも重曹の粉が少し落ちてきますが、触った手にくっついたり、置いたものについたりすることはないです。
グレーの方が重曹を多めにしたせいか粉が落ちやすく感じます。
ざらっとした質感を求めるなら重曹多めが良いですが、あまり多すぎると剥がれやすくなるのかもしれません。
でも100円の塗料で漆喰っぽさが出たので、撮影用の背景ボードに使うには十分な仕上がりになったと思います。
同じ被写体でも背景が違うとイメージも変わりますね。
薄い色と濃い色の2色で作っておけば万能です。
まとめ
100均アイテムで作る漆喰風背景ボードの作り方をご紹介しました。
重曹ならお掃除に使うのに常備している方も多いかもしれません。
身近なものでプチプラDIY!余っても掃除に使えるので気軽にチャレンジできますね!