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先日作った8角形のプランツテーブル。
観葉植物のプランター上に取り外し可能な蓋を置くことでテーブルとして使えてとても便利です!
観葉植物のプランターがテーブルに早変わり!置くだけ便利なプランツテーブルをDIY
そこで気になるのが下のプランターカバー。
これも同じ8角形にしたら統一感出るし、丸いプランターがはまりやすいよな〜
ということでさっそく作ってみました!
…が、これが結構難しかった。
行き当たりばったりの作り方ですが、DIY工程を記録しておきます。
設計
以前、杉板と合板で8角形のクリスマスツリーカバーを作りました。
オフシーズンは中にオーナメントを収納しています。
この時は8角形にカットした合板の周りに杉板をねじ止めしていくという作り方。
これだと隣り合った杉板同士の間が空いてしまいます。
これはこれでラフな感じが気に入っているのですが、今回は板同士をぴったり合わせて繋げていきたいので、切断面に角度を付けてカットしたものをつなげていこうと思います。
上から見た図↓
8角形にするには切断面を何度にカットすれば良いでしょう・・・
簡単な算数問題に苦戦する。。。笑
はい、22.5度です。
角度が分かったら次は使う工具の問題。
どうやって切断面を22.5度にカットできるのでしょうか?
答えは・・・
電動工具「丸ノコ」を使います。
ちなみに使う木材は少し厚みがある方が角度切り&接着しやすいかなーということでSPF1×6材(厚み19mm)を使います。
材料
- SPF1×6材 1820mm×2本
- 底板 合板 厚み12mm 30cm角位
- 端材 (つなぎに使います)
- ビス 30mmと25mm
- 塗料
- キャスター 4個
使用した工具
- 丸ノコ
- サンダー
- 糸ノコ
- 電動ドリルドライバー
DIY工程
1.SPF材を丸ノコで角度を付けてカット
SPF1×6材はあらかじめホームセンターで長さを45cmにカットしてもらってきました。
1820mmを2本購入すれば45cmの長さで8本取れます。
これを丸ノコで22.5度の角度を付けてカットすれば良いのですが、
22.5度なんて細かすぎて設定ができない!
歯の角度を調整するネジを緩めて角度を付けるのですが、丸ノコに書いてある目盛りが5度ずつでした。
ズーム↓この部分で歯の角度を調整。
目分量で22度位に設定しました。
丸ノコ定規を当ててSPF材の端を角度を付けて落としていく感じでカットしていきます。
8枚全部同じ幅にカットするので、端材などで定規を自作して固定すればブレが少なくなると思うのですが、もう始めてしまったので手の感覚だけでカットしていきます。
(これが後から微妙なズレとして出てくるんだよ〜)
全部切れたので、サンダーをかけて滑らかにしておきます。
2.カットした板を8角形に繋げる
切断面が約22度。
繋げてみるとこんな感じです。
とりあえず8枚全部をボンドでくっつけたらどうかなーと、やってみました。
写真ではくっついてるように見えるけど、実際は…崩れる〜。
そうです、電動工具を使ったとはいえ手の加減とかありますからね。
そりゃあ少しのズレが8枚ともなれば隙間が空いてボンドだけではくっつきません。
作戦変更。
とりあえずL時金具を無理やり曲げて8枚くっつけた形を作りました。(薄いL時金具が家にあったので手で曲げたら簡単に広がりました。)
仮止め成功。
この状態で底板の型を取れば、ぴったりの底板ができるので、底板にネジで止めれば崩壊は免れるはず。
3.底板を取り付ける
合板にこの8角形に繋げたSPF材を置いて型を取り、丸ノコでカットします。
サンダーで削って微調整したら、ぴったりはまりました。
でもすっごいいびつな8角形(苦笑)
SPF材と底板をネジ(長さ30mm)で繋げます。
SPF材1枚につき2箇所ネジを打ちます。
底板は後でキャスターを付けるので2cm位※浮かせて取り付けます。こうするとキャスターが見えなくてスッキリ。
(※取り付けるキャスターの高さによって調整)
合板の厚みが12mmと薄いのでうまく打たないとネジが出てきちゃいます。ここは慎重に…
4.上部を端材で繋げて固定
無理矢理曲げたL字金具でも良いけど、見た目痛々しいので(笑)、内径に合わせて端材でこんな三角形を作りました。
ミニ三角を糸ノコで量産。
これを内側に当てて長さ25mmのネジで留めていきます。
微妙な角度はヤスリながら調整。
グラつきなくなった!しっかり止まってます。
なかなか良いんじゃないでしょうか。
仮止めのL字金具は役目を終えたので外しました。
中は見えなくなるので無理矢理なL字金具でも良いんだけど、この方が板同士がぴったり止まるし、同じSPF材の端材だから馴染みます。
というわけで、組み立て完成!
すっごい歪んじゃったけど、こうしてみると分からない!…ので良しとします。
5.キャスターを取り付け
裏にキャスターを取り付けます。
セリアで2個入り100円の自在キャスター。
キャスターの軸自体が回る自在タイプのキャスターを選びます。
6.塗装
お次は塗装。家に余っていた白いペンキを塗ります。
中は無塗装。外側と木端を塗りました。
キャスターが付いているからくるくる回しながら塗りやすい〜。
塗装完了!乾くまで待ちます。
完成!
隣の板同士の隙間が空いてたり空いてなかったり、形もいびつだけど、ほぼ理想通りのプランターカバーができました!
以前作ったプランツテーブルを乗せて…
同じ8角形だからしっくり来ます。
色はあえて同じにせず我が家のインテリアに合わせて、白と木目のツートンカラーにしました。
まとめ
木材カットのズレのせいで歪んでしまったけど、思い描いていた物がなんとか形になって良かったです。
今回は丸ノコで切断面に角度を付けてカットしましたが、電動工具を使いこなせるようになれば、DIYの幅も広がるなーとしみじみ。
これを機にまだ使ったことのない電動工具も試してみたいと思いました。
(電動工具は高いし、音もすごいので、いつもレンタル工房で作業してます。特に丸ノコは木屑が飛び散るのでマンションの我が家で作業は無理…。木粉地獄…。)
ミニ観葉植物も置いてみました。
8角形は難しかったけど、見た目可愛いので作った甲斐がありました!
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