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ダイソーの工作材コーナーに登場した「モールディング材」
ちょっとしたDIYに便利なモールディングが身近な100均で手に入るとは嬉しいですね。
ちょうど、30cm×40cmアートポスター用の額縁を探していたのですが、無垢の木製で飾り切りの縁がついているちょうど良いサイズのフレームって見つからないんです・・・
あったとしてもポスター用だとサイズも大きいので値段も高い。
ダイソーのモールディングを見つけた時は「これだ!」と思いました。
長さも1本45cmと作りたい額縁サイズにぴったりです。
試行錯誤しながら(失敗もありつつ)額縁を作ってみましたので、DIY工程を詳しくご紹介します。
ダイソーのモールディング材の種類とサイズ
この記事を書いている2023年3月現在の情報です。
ダイソーのモールディング材は断面の形が2種類ありました。
スリーリーフ | ラウンド |
---|---|
それぞれ2cm幅と3cm幅があるので、全部で4種類です。
断面の形 | サイズ |
---|---|
スリーリーフ | 長さ450mm、幅30mm |
スリーリーフ | 長さ450mm、幅20mm |
ラウンド | 長さ450mm、幅30mm |
ラウンド | 長さ450mm、幅20mm |
今回はスリーリーフを使用して額縁を作ります。
ポスター用額縁の材料
40cm×30cmのアートポスターを入れるサイズ。
大きいサイズなので3cm幅のモールディングを4本使います。
フレームの周りに段差をつけるため、同じくダイソーで9mm角の角棒を購入しました。
- ダイソー モールディング材(スリーリーフ 30mm)×4本
- ダイソー 工作材料S-6 角棒2本入(910×9×9mm)×1
- お好みの塗料
- お好みの背板(今回はプラダンを使用)
- 三角吊金具
使用した工具
- ノコギリ
- マイターボックス
- ヤスリ
- さしがね
- メジャー
- 木工用ボンド
- タッカー
ポスター用額縁のDIY工程
1.モールディング材に角棒を貼る
まずは、角棒を半分に切ります。
910mmあるので、半分にするとモールディング材とほぼ同じ長さ(450mm)になります。
これをモールディング材4本全ての端にボンドで貼り付けます。
手で圧着した後、ずれないように洗濯バサミで止めておきました。
2.モールディング材を45度にカットする
ボンドが完全に乾いたら、端を45度に斜めカットします。
モールディングの裏の平らな方に墨付けするのですが、先に角棒を貼ったため段差で書きづらい・・・貼る前にモールディングに墨付けしておけば良かったです。
でもこのアイテムがあれば大丈夫!
マイターボックスを使えば45度の斜めカットもまっすぐ綺麗に切ることができますよ。
モールディング2本は端ギリギリを斜めに落とします。
残りの2本は、外側が350mm、内側が290mmになるようにカット。
どれも角棒が貼ってある方が外側で長くなるので、斜めカットする際は方向に気をつけてください。
3.四角に組み立て、木工用ボンドで貼り付ける
45度に切った面を木工用ボンドで貼り合わせていきます。
ここで問題が・・・
切った4本の長さをちゃんとチェックせずに貼り付けてしまったため、微妙な隙間が空いてぴったりくっ付けることができませんでした。
何とか貼り合わせて一旦マステで止めてます。
4.木屑パテで隙間を埋める
四隅の切り口が気持ちよくぴったり合えば良かったのですが、そううまくはいかないものです。
ボンドだけでは隙間が空きすぎて接着できません。
そんな時はカットした時に出た木屑でパテを作って隙間を埋めてしまいましょう〜!
木屑を集めたら木工用ボンドで混ぜます。
これを固まらないうちに隙間に入れていきます。
はみ出したところは後からヤスリで削るので思いっきりやってしまって大丈夫。
これで何とかごまかせましたね。
隙間がなくなったので、より頑丈に接着できたと思います。
5.ヤスリで整える
4の工程のパテが完全に固まったら、ヤスリをかけて整えます。
ガタガタだった継ぎ目も何とかごまかせました。
キレイに接着できた角と、うまく合わなかった角がありますが、初めての割にはうまくいったかと思います。
裏はこうなってます▼
6.タッカーで角を止める
木工用ボンドだけでしっかりと接着されましたが、念の為四隅にタッカーを打ち込んでおきました。
タッカーはダイソーで購入したものです。
思いっきりいかないと針が浮いてしまうので、もっと性能の良いタッカーが欲しいと思いつつ、ずっと使ってます。
7.塗装(1回目)
好みの色に塗装していきます。
家に余っていた塗料を使いました。
まずはターナーのウォーターベースコートを1度塗りします。
少し水で薄めたウォーターベースコートを刷毛で伸ばしていきます。
塗料の説明書き通り、塗ったらすぐにウエスで拭き取ります。
全体的に塗装できました。
木目にくっきりとした濃淡がつきました。
8.塗装(2回目)
1度塗りで完成でも良いのですが、これまた家に余っていた塗料を使いたので上塗りしていきます。
ターナーのアンティークワックスです。
ベースに塗った「ウォーターベースコート」の仕上げ塗りに適しているワックスです。
ウエスに直接ワックスを取って、ゴシゴシと塗っていきます。
この時、フレームを持ちながら力を入れてゴシゴシしていたら角の接着が1箇所剥がれました・・・が、タッカーのおかげで一命を取り留めました!笑
後からもう一度ボンドで貼り付けています。タッカーで止めておいて良かった〜!
上塗り完了!
写真では1度塗りの時との違いが分かりにくいですが、実際は全然違います!
色に深みが出て、アンティーク感が増したのではないでしょうか。
この後、塗料が乾いてからテカリを抑えるために少しヤスリをかけました。
9.三角吊金具を付ける
額縁を壁にかけるための三角吊金具(セリアで購入)を取り付けます。
取り付け部の角材が細いので、キリでゆっくりと下穴を開けてから木割れしないように気をつけて取り付けました。
2箇所に取り付け完了です。
10.ポスターを入れる
ポスターを入れるための下地にはプラダンを選びました。
枠に合わせてカットして使います。
他にも少し厚みがあって軽い素材(ダンボール、発泡スチロールなど)が向いていると思います。
もちろん、既製品の用に木の板を入れても良いのですが、今回は壁掛けしたいのでなるべく軽い素材を選びました。
完成!
プラダンの端に両面テープを貼り、ポスターを貼り合わせます。
それをモールディング材の裏(隠れて見えないところ)に両面テープで貼り合わせました。
ポスターサイズにぴったりの額縁が完成です!
めちゃめちゃ軽いので、壁に極細の小さい釘2本だけで引っ掛けてます。
石膏ボード用フックすら必要ありません。
賃貸でも抜いた跡が目立たないので安心です。
ポスターは先日購入したSHEIN(シーイン) のもの。
アンティーク風ポスターとフレームの相性もバッチリです。
安すぎてびっくり!?シーインのアートポスター一覧を見てみる→
おまけ:小さいサイズの額縁も作ってみた
ポスター用額縁作りのちょっとした失敗を踏まえて、2cm幅のモールディング材2本で、小さいサイズのフレームも作ってみました。
モールディング材の裏に角材を貼り付けず、そのまま45度にカット。
モールディング材は1本45cmなので、長辺が27cm・短辺18cm位になるように45度カット。
角棒が付いていない分カットしやすいです。
ここで先ほどの失敗を踏まえて、2本をくっつけて長さチェック!
短い方に合わせてノコギリやヤスリで微調整します。
どうでしょうか?
先ほどよりだいぶ綺麗にできたと思います。
表もほぼ隙間はできませんでしたが、わずかな隙間にも木屑パテを入れて補強しています。
出来上がったフレームに同じように塗装しました。
まとめ
ダイソーのモールディング材を使って、欲しかったサイズの額縁を作ることができました。
家に余っていた塗料を使ったので、材料費はほぼ木材代500円のみ!
500円には見えない仕上がりに満足です!
おまけで作った小さい方の額縁はまだ何も入れてませんが、お揃い感も出るのでセットで作って良かったと思います。
ポスターを入れるだけでなくドライフラワーと一緒に飾ったり、色々な楽しみ方ができそうです。
ダイソーのモールディング材を使ってオリジナルのフレーム作り!楽しいのでぜひ作ってみてください!
▼以前、100均のフレームをヴィンテージ風に古材加工する方法を記事にしました。
この記事のように、木にわざとダメージを与えて古材風にするのもおすすめですよ!
▼完成したフレームのアンティーク感ある色合いが気に入ったので、同じ方法で100均アイテムを塗装してみました。
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