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春から小学生になった息子のために、リビングに学習スペースをDIYしています。
机の前の壁は子どもが自分でスケジュール管理できるように、カレンダーや時間割、忘れ物防止のメモなどをペタッと貼り付けたい!
画鋲は穴が開くし危ないので、一番手軽なのは磁石でペタッと付けること。
そこで、学習スペースの壁を「マグネットがつく壁」にして、もっと便利にしたい!と思い立ち、いろいろな方法を調べてみました。
この記事では「壁にマグネットがつくようにしたいけどどうすれば良いの?」という方向けに5つの方法をご紹介しています。
マグネットが付く壁にする方法5選
我が家のDIY工程の前に、今回どんな方法で壁をマグネット化するか、いろんな案を考えていましたのでご紹介します。
どの方法にもメリット・デメリットがあり、私の中でのオススメ度も載せましたので、マグネットが付く壁をDIYする際のご参考にどうぞ!
1.マグネットがくっつく塗料「マグネットペイント」を塗る
ペンキと同じように塗るだけでマグネットが付く壁を作れる「マグネットペイント」
壁紙や木部にそのまま塗るだけ。
マグネットペイント自体の色は黒ですが、上から好きな色の水性塗料を塗って仕上げるため、どんな色の壁にもできます。
上塗りに「黒板塗料」を使えば、マグネットが付く&チョークで文字が書ける壁にもできます。
ただ、3回塗り重ねなければならず、乾いてから塗り重ねるとなると作業時間がかかる。
そして、500ml入り3回塗りで0.9〜1.2㎡ほどしか塗れず、価格もなかなか・・・
ムラなくうまく厚塗りしないとマグネットが付く強度も低そうだし、コスパ的に諦めました。
賃貸の場合、壁にそのまま塗ることはできないので「剥がせる壁紙を貼った上から塗る」か「薄いベニヤ板などに塗ってから壁に取り付けるの」のが良いと思います。
2.既製品の「ホワイトボード」を取り付ける
既製品のホワイトボードを利用して机の前に設置すれば、一番簡単にマグネットが付く壁ができます。
ホワイトボードといえば事務用品的なものを想像しますが、周りが木のフレームになっているおしゃれな大判サイズのものもありました。
…でも、どうしてもホワイトボードのツヤっとした質感が気になるんですよね。。。インテリア的にはつや消しっぽい質感が欲しいところ。
そして既製品のサイズなので、欲しいサイズぴったりにできないところが残念。
ちなみに壁に取り付ける時は、石膏ボード用ピンや壁美人を使えば取り外した後の壁の穴も目立ちません。
ホワイトボードなら専用ペンで好きに書いたり消したりできるので色々な使い道が広がりますね。
3.「ホワイトボードシート」を貼る
既製品のホワイトボードだと欲しいサイズがない、そんな場合はシート状のホワイトボードがあります。
シートになると薄いのでホワイトボードに比べて磁石が付く力は弱いと思います。
好きなサイズで好きな場所に貼れるのは理想ですが、値段がまちまちで貼りやすさや磁石の付きやすさも試してみないと分からないのが難点。
また、磁石が付くタイプと付かないタイプがあるので、ネットで購入の際は商品説明やレビューをよく確認してからの購入をオススメします。
4.「鉄板」を取り付ける
ホームセンターに売っている鉄板やトタン板(波板)をそのまま壁に貼れば、男前インテリアなマグネット壁が作れます。
マグネットが付く=金属板なので薄いとはいえ、自分でカットすることは難しいです。
サイズがちょうど合えばお手軽ですが、エッジが鋭いので取り扱いには要注意です。
小さい範囲だけマグネットがつく壁にしたい場合は、下記のように切らずに使える商品が便利そうですね。
5.壁紙の下地材「マグネットシート」を貼る
壁紙の下地に貼り、上から壁紙を貼るためのシートです。
シート状で薄いので、マグネットのくっつき度は弱いですが、何枚も紙を重ねて挟むことをしなければ問題なく使えます。
我が家ではいろいろ考えた結果、壁紙の下地材「マグの相方」を使いました。
本来壁紙の下に入れてマグネットが付く壁を作るためのものですが、賃貸DIYなので現状回復できるように施工しました。
施工の様子はDIY工程にて詳しく説明します。
原状回復可能「マグネットが付く壁」DIY工程
材料
- マグの相方
- 壁紙
- 壁紙用糊(スーパーフレスコイージー)
1.壁紙を貼る
「マグの相方」は今貼ってある壁紙の上から直接貼ることができますが、我が家は賃貸のため元の壁紙を傷めるわけにはいきません。
マグの相方の接着面は「強粘着」とあったので、そのまま壁に貼ると元の壁紙を破ってしまうかも…と思い、先に「剥がせる壁紙」を貼っていこうと思います。
このリビング学習スペース前面の壁に壁紙を貼ります。
周りのテイストに合わせて無地グレーの壁紙を選びました。
※賃貸で後から壁紙を剥がしたい場合は「のりなし」の壁紙を選びます。
使用した壁紙がもう廃盤になっているので、同じメーカーの後継商品っぽい壁紙のリンクを貼っておきます↑(画像クリックで楽天市場へリンクします。)
普通、壁紙は縦方向に貼っていきますが、貼りたい場所(机の幅)は約140cm。
壁紙の幅は約90cmなので縦に貼ると継ぎ目が出ます。
横に貼れば後から貼るマグネットシートで継ぎ目も隠れるので、横に貼ってみることにしました。
まずは壁紙を適度な大きさにカットし、さらにミミもカットします。
壁紙の施工には貼ってはがせる壁紙専用糊「スーパーフレスコイージー」を使います。
これを壁紙の裏面にたっぷりとローラーで塗って↓
横方向に貼っていきます。
下も同様に貼って…
間も2cmほど重ねて貼ります。
重ねた部分をカッターで切って、
余計な部分を取り除きます。
浮いた部分をスキージーで抑えれば継ぎ目も綺麗に!
ここでポイント!
壁紙をカットする時は都度カッターの刃を折って切れ味を良くしておきます。
壁紙を1回で切らないと裏紙が切れずに残ってしまい、綺麗に仕上げることができません。
カッターの刃を折る時は、ペンチを使って折り線を開くように折って切るか、カッター 刃折器を使います。
綺麗に貼れました!
壁紙の貼り方についてはこちらの記事をご参考にどうぞ!
2.マグの相方を貼る
壁紙の下に施工するマグの相方を壁紙の上から貼ります。
60cm×1mのものを購入し、カットせずにそのまま使いました。
本来は壁紙の下に貼る下地材ですが、剥き出しになっている方がマグネットがくっつく度合いも高まるかなぁと。
そのままでも黒のマットな質感が黒板風で良い感じです。
裏の剥離紙を少しずつ剥がしながら、スキージーで貼っていきます。
壁紙よりペラペラ感がなくそこそこ厚みがあること、サイズが小さいこともあり、よれることなく綺麗に貼れました。
強粘着の割に端は少し浮いてくる箇所もあったけど、この後立てる柱と棚に端が隠れるようになっているので問題ありません。
3.ラブリコで柱を立てる
「好きな場所に照明を取り付ける方法」の記事の作業工程とかぶるので詳細は省きますが、壁紙を貼った後にラブリコで柱を立てています。
壁紙とマグネットシートの間に棚板が来るようにして、境目を隠しています。
完成!マグネットの付き具合は?
普通のマグネットでもプリント用紙1枚位ならピタッと止まります。
強力マグネット(ネオジム磁石)なら普通のホワイトボードや黒板に磁石を付けてる感じのくっつき度。落ちてくる感じは全くありません。
磁石は全てセリアで購入したもの↓
大きめのプリント類はバータイプのマグネットを。
メモを貼るのにはこの小さいネオジム磁石がぴったり!
ネオジム磁石のフックに、息子の大好きなポケモンカレンダーをかけてみました。
小さいのにくっつく力が強く、カレンダーをかけても落ちずに安定しています。
まとめ
リビングに機能性もバッチリな学習スペースが完成しました。
息子はマグネットが付くのが楽しいようで、今は余計なものばかり貼り付けてしまってますが、これからスケジュール管理や忘れ物防止に役立ってくれそうです。
この記事で使用したアイテム▼
追記:水回りにおすすめ!磁石がくっつくタイル「SNiON(シニオン)」
キッチンや洗面所など、水回りのマグネットがつく壁作りにぴったりなアイテムを見つけたのでご紹介します。
▲画像クリックで楽天市場へリンクします
DIYグッズが揃う「友安製作所」から発売されている、磁石がくっつくステンレスタイル「SNiONシニオン」
見た目は普通のタイルですが、表面は鉄にステンレスがコーティングされたスーパースチールなので、磁石がくっつきます。
ステンレスの「サビにくい&抗菌」の機能を持ちながら磁石がくっつくので、キッチンや洗面所の部分貼りに活躍してくれますね。
施工は裏面に強力両面テープを貼って好きな場所に貼り付けるだけ。
折り曲げたりハサミでカットすることも可能です。
賃貸でも壁に下地を貼ったりマステで保護することで原状回復できるし、引越してもまた繰り返し使えるのが良いですね!
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