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我が家はベランダと室内(リビングの窓辺)でたくさんの植物を育てています。
そのうちのほとんどは土ではなく「ベラボン・プレミアム」というヤシの実のチップを使っています。
私は実際にベラボンを使うようになってから、植物を育てるのにつきものの悩みがたくさん解消されたんです。
ベラボンについて
ベラボンとは、高品質のヤシの実チップです。
本来水を吸わないアク抜き済ヤシの実を、特殊加工法(特許技術)で可能にしたのが「ベラボン」だそうです。
「ベラボン」と「ベラボン・プレミアム」何が違うの?
ベラボン・プレミアムとは・・・
商品パッケージより
従来のベラボンにさらに加工とあく抜きを加えて細かくし、いつまでも空気を保つふわふわのプレミアム仕様です。
根にも優しいので丈夫に育ちます。
ベラボン | 使用前に水につけてチップに水を十分に含ませてから植え込む。 |
ベラボン・プレミアム | 乾いたまま使用可能。ベラボンに比べて用途が広い。 |
コツがいらず開けたらすぐに使えるので、高級ですが「ベラボン・プレミアム」がおすすめです。
どこに売ってる?
園芸店やホームセンターで見かけたこともありますが、ネットでも購入が可能です。
私はいつもAmazonで購入しています。
発送が早いので「明日どこの園芸店に行こうかなー」なんて迷ってる間に届きます。笑
植え方のポイント
通気性・水はけが良いので鉢底石は必要ありません。
穴の空いたプランターに鉢底ネットを敷き、直接ベラボンに植え付けます。
スリット鉢や、アートストーンのプランターなど、水の抜ける穴からベラボンが漏れない場合は鉢底ネットも必要ないのでとても楽です。
鉢底石の用量分、土(ベラボン)がたくさん入ることになるので、同じ鉢でも植物の根が張るスペースがたくさん確保できます。
▼アートストーンのプランターは鉢底にスペースがあるので、根腐れしにくい構造でおすすめです。
水やり方法
ベラボンは水はけがものすごく良いです。
水をあげるとすぐに鉢底からジャブジャブと溢れてきます。
そのため、1回目の水やりで中の空気を押し出しフレッシュなものに入れ替え、数分空けてから2回目の水やりでゆっくりと水を吸収させるイメージであげると良いです。
ベラボンは水をやりすぎても通気性が良いので根腐れしにくく、そのため根の張りが良いのが特徴です。
植物がダメになってしまう原因のひとつ「水のあげすぎによる根腐れ」が起こりにくいのは嬉しいですね。
ベラボンの特徴が分かったところで、ここからおすすめポイントを一つずつ解説していきます!
「ベラボン・プレミアム」をおすすめする6つのメリット
メリットその1:屋外でも室内でも、どんな植物にも使える
ベラボンは観葉植物だけでなく、屋外の鉢植えにも使え、どんな植物でも土を使わず育てられます。
土を使わない植物栽培といえば、粘土を焼成して作られた「ハイドロボール」や「セラミス」もありますが、基本的にどちらも観葉植物用です。
ベラボンは屋外OKで、小さい袋でも5リットル入りなのでたっぷりと使うことができます。
メリットその2:とにかく軽い
ベラボンは土と比べて格段に軽い!
とにかく軽いので↓
- ハンギングに向いている
- 大きい鉢も移動がラク
なんです。
観葉植物の飾り方で人気のハンギング。
吊り鉢やマクラメハンギングなどを使うと、その空間がおしゃれに見えますよね。
吊るす場所の耐荷重が高い場合は良いのですが「カーテンレールに引っ掛ける」「壁や天井のフックに引っ掛ける」場合はなるべく軽い方が安心です。
我が家は日当たり&風通し抜群なカーテンレールによく吊るすので「軽いプラスチック製の鉢+ベラボン」が定番です。
そしてベランダガーデニングで育てている大きなユーカリ(ポポラス)の栽培にもベラボンを使っています。
元々小さな苗で購入したポポラスが、背丈を超えるまで成長しました。
成長して植え替える際は、鉢を一回り大きなものに変えますが、その度にベラボンを継ぎ足しています。
※ベラボンは耐久性があり5年はもつので入れ替えは必要ありません。
そのためこんな大きな鉢も子どもの力で軽々持ち上げることができるんです。
「鉢の移動」や「悪天候時の室内避難」も楽々スムーズです。
メリットその3:汚れない
ベラボンプレミアムはアク抜き済みのヤシの実チップなので、素手で触っても汚れません。
植え替え時に軍手をする必要がなく、鉢から溢れてもベランダの床を汚すことはありません。
土いじりをすると気づいたら爪が汚れているという心配もありませんね。
ベラボンで植え替えて初めて水やりをすると、鉢底から出てくる水が茶色い場合がありますが、回数を重ねるうちにだんだん透明になります。
メリットその4:長持ちする
ヤシの実は水に強く腐りにくいので、5年以上長持ちします。
一般的に土に植えた場合、2~3年に一度土を新鮮なものに入れ替えますが、ベラボンは土以上に長持ちします。
我が家のベラボンで育てている植物の中で、長いものでも3年位なので長期の変化はまだ分かりません。
ただ「株自体がダメになってしまった植物」や「1年草で役目を終えた植物」に使っていたベラボンを、根をできるだけ取り除き再利用していますが問題なく使えています。
メリットその5:虫がわかない
屋内外問わず悩まされるのが虫問題。
中でも土の表面にウジャウジャと発生するコバエは本当に嫌なものです。
コバエは特に有機質の土を好み、どんどん繁殖していきます。
土ではないベラボンなら、コバエを繁殖させることはありません。
メリットその6:可燃ゴミで捨てられる
私的に最大のメリットが「捨てられる」ということ。
私の住んでいる自治体では土をゴミとして回収してもらえないので、不要になった土の処分にとても困るんです。
マンションのベランダで植物を育てているので、不要な土を庭に撒くこともできず「植物を育てたいけど土の処分が困る」という難題にハマり抜け出せずにいました。
それを解決してくれたのが「ベラボン」です。
自然素材で可燃ゴミとして捨てられる「ベラボン」が後押しになり、今では土の処分を気にせずに植物栽培を楽しめるようになりました。
デメリットはあるの?
ご紹介してきた通り、メリットだらけのベラボンですが「デメリットはあるのか」と言われたら・・・
デメリットその1:土に比べて値段が高い(初期費用が高い)
ベラボン・プレミアムは一般的な園芸用の土と比べて高価です。
ただし、利便性や耐久性を考えると決してコスパは悪くないと言えます。
デメリットその2:植物に必要な栄養がない
園芸では植物にあった土づくりをしますよね。
ベラボンには土の中のように植物にとって必要な養分がありません。
そこで液肥などで、その植物にあった栄養を与えることが必要になります。
以前、ベラボンであさがおを種から育てましたが、肥料のことを気にせずにいたらヒョロヒョロに育ちました。
植物店などで購入した苗は、根についた土をなるべく崩さずそのままベラボンと一緒に植え替えていたので、元からあった土の中の栄養成分が効いていて元気に育っています。
植物にはあまり肥料を必要としない品種もあるので、そのような品種を選ぶとより育てやすいと思います。
土で育てる時は初めの土づくりで植物に適した環境に整えますが、ベラボンの場合は後から必要に応じて肥料を与えるようにしましょう。
私は植え付けの時にはマグァンプKを、水やりの時にはハイポネックスの液肥を使っています。
※植え付ける植物によって肥料も合わせるようにしましょう。
デメリットその3:軽すぎて倒れやすい
これは私は経験ありませんが、強風で鉢ごと倒れてしまったという声がありました。
確かに縦長など不安定な鉢だとありえるかもしれませんね。
庭やベランダで強風が吹き抜ける場所に置いてある場合は、軽すぎて飛ばされてしまうかもしれないので対策が必要です。
そんな強風の時は鉢が倒れなくても植物自体が折れる可能性ありますけどね・・・
まとめ
土を使わないで植物を育てる「ベラボン」についてご紹介しました。
「ベラボンに出会っていなかったら、こんなに植物を育てていないかも」という位、我が家の植物栽培はベラボンで成り立っています。
土を使わずに植物を育てたい方におすすめです!