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長年使い込まれた味わいの古材フレーム。
お店で見かけるものは良い値段だったりします。
今回は100均で売っている新品の木製フレームを、一気に古めかしい雰囲気に変身させたいと思います。
目次
材料&必要な道具
- 白木(無塗装)のフレーム
- 塗料
- サンドペーパー
- 筆or刷毛
- スポンジorラップ
- ウエス(いらないTシャツなどを利用)
- ダメージを与えるための道具(木槌、ノミ、ネジ、釘、ワイヤーブラシなど)
木にダメージを与える
塗装前にピカピカの木を痛めつけます。
色々な方法があるので例を挙げると・・・
方法1.ノミで角を落とす
角が綺麗すぎると古材のイメージと遠くなるので、ノミで削ります。
ノミがなければ荒めのサンドペーパーで削ったり、金槌で叩いたりしてへこませてもOKです。
方法2.金槌で叩く
金槌で斜めに叩き、跡を付けます。
ランダムに打ち付けていきましょう。
方法3.ネジや釘を置いて叩く
ネジや釘の頭やギザギザした部分の跡を付けます。
思いっきりへこませて大丈夫!へこんだ部分に塗料が濃く入ります。
釘の頭の跡を深く付けると良い感じになりますよ。
方法4.ワイヤーブラシで荒らす
硬めのブラシで擦れば表面のツルッとした感じを消すことができます。
叩いて細かい跡を付けるのも良いですね。
塗装する
1.ベースの色を塗る
今回使用した塗料は、左から
ナチュラルミルクペイント ブラック(ダイソー)、オールドウッドワックス チーク、アンティークメディウム(ダイソー)です。
ターナーのオールドウッドワックスは塗り比べ用に使用してみました。
基本的にはダイソーの塗料だけ使います。
ベースはこれらの塗料をものすごーく薄めて筆で塗っていきます。
水の中に筆先にちょこっとつけた塗料を入れる位。
イメージは筆洗いバケツの汚れた水のような、ほぼ水状態です。
ブラックを薄めて塗ったもの▼
こちらは「ダイソーのアンティークメディウム」と「ターナーのオールドウッドワックス」を薄めて塗り比べてみました▼
色味が同じで、どっちがどっちか分からない位似ています。
ダイソーの方がドロっとした感じですが、今回はかなり薄めたので違いが分かりません。
万能で使いやすい塗料「オールドウッドワックス」はこちら▼
2.ムラを出す
ベースよりやや濃い位の色でムラを出します。
塗料を付けたスポンジをポンポンっと押し付けて、全体ではなくランダムに塗ります。
乾く前に布で擦りながら塗りました。スポンジ〜布で拭き取りで色のムラを付けていきます。
スポンジがない場合は丸めたラップで代用できますが、塗ってる間にラップが広がってくるので、スポンジの方がやりやすかったです。
3.さらに濃淡を加える
アンティークメディウムにブラックを混ぜて、2より濃い程度に薄めます。
所々にスポンジで叩いて色を加えていきます。
エッジの部分に入れると良い感じになります。
2色を混ぜることで色味が変わるので深みが出ます。
濃くなりすぎても大丈夫!次の工程で調整しますよ。
4.ヤスリがけ
塗料が乾いたらヤスリをかけて調整していきます。
塗った後にヤスリがけすることで、いかにも塗りました的な感じがなくなりました。
完成!
▲塗装前(左)と塗装後(右)
▲ベース色:アンティークメディウム(左)、ブラック(右)
ベース以外は同じ色でスポンジ塗装しているので似た感じになってしまいましたが、黒をベースにすると赤みが抑えられます。
釘やネジの跡が良い味出てます。
古材風にするにはやっぱり角がポイントですね。
削れていたり、濃淡をはっきり付けたりすることで、仕上がりが良くなりました。
まとめ
100均の材料だけで、古材風フォトフレームができました。
そのまま飾るのも良いけど、ひと手間加えるだけで立派なDIY!自分だけのオリジナル作品の出来上がりです。
大きな木材に古材風塗装するのは時間がかかるけど、フォトフレームなら短時間でできるし、材料が100円だから失敗しても怖くない!(あまり失敗はないかと思いますが。笑)
色を徐々に加えていくことで、木に深みや味わいが出ます。
塗料の混ぜ具合や濃淡など、自分なりのやり方でベストな方法を見つけてみてください!
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