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子ども用に学習机をローコストでDIYしました。
テーブル脚部分は家にある端材を使ったので、かかった価格は天板代2,990円のみ!
イケアのワークデスク用の天板を使えば塗装などの仕上げを省くことができ、短時間で仕上げることができます。
勉強机や自宅のワークデスクを低予算で作りたい方へ。
DIY方法をご紹介します。
材料
- イケア テーブル天板
- 35mm角材
- 棚用木材(針葉樹合板)
- 棚用背板(厚さ5mmのラワン合板)
- 塗料(水性ウレタンニス・ミルクペイント)
使ったのは家にある端材と塗料、そしてIKEAのテーブル天板です。
IKEAのテーブル天板について
IKEAのデスクコーナーでは天板や脚を選んで自分好みの机を作ることができます。
今回の机作りに選んだIKEAの天板はこちら▼
LAGKAPTEN(ラグカプテン)
長さ | 120cm |
幅 | 60cm |
厚さ | 3.4cm |
色は子どもと一緒に選んで「ブラックブラウン」にしました。
真っ黒すぎず、表面にうっすらと木目が見える色味です。
裏はこんな感じで脚をつけるための穴が開いています。
ちなみに脚部分もたくさん種類があって天板と組み合わせてオリジナルの机が作れます。
IKEAだけで揃えても良いのですが、今回は家にたくさん余っている端材を使いたいので、ここはスルーします。
天板のことに戻りまして・・・
IKEAのテーブル天板を使えばホームセンターで木材を購入して天板を作るよりも、安くて早く仕上げることができておすすめなんです。
おすすめの理由1:安い
イケアの天板の価格は2,990円。
天板に使うような大きくて厚みのある木材をホームセンターで探しても3,000円ではまずありません。
おすすめの理由2:軽い
机を作るには厚みがどうしても必要になりますが、厚みがあるほど重たくなってしまい、DIYする時に大変になってしまいます。
イケアの天板の素材は外側が木・内側が再生紙なのでとっても軽い!
ボードオンフレーム(BoF)は、木材やパーティクルボード、繊維板のフレームの中に再生紙を詰めた素材。丈夫で軽量なので持ち運びがラクなうえ、原材料の節約にもなり環境への負荷を減らせます
イケアホームページより
おすすめの理由3:加工済み
ヤスリがけや塗装が必要ないので、その分コストも作業時間も短縮できます。
DIY工程
天板は用意できたので、テーブルの脚部分を作っていきます。
向かって右側は本棚、左側は角材の脚で支えるデザインです。
1.角材でテーブル脚を作る
家にあった35mm角材を使いました。
それぞれの長さにカットして組み立てます。
高さは一般的なテーブル脚の高さ70cmにしました。
(IKEAに売っているテーブル脚やデスク下を支える棚が70cmだったので、一般的な机の高さとして参考にしました。)
ネジは1箇所だと角材が固定されないので、斜めに2箇所ずつ止めます。
2.棚用の木材をカットする
過去にDIYした秘密基地(今は解体済み)で使っていた、針葉樹合板の棚。
こちらをデスク横に設置するため、リサイズして再利用します。
奥行きと高さがありすぎるので、赤の線でカットし、1つの棚を2つにリメイクしていきます。
一度解体した棚の板に墨付けし、丸ノコでカット。
カットする板の上にまっすぐな板をクランプで固定すると定規代わりになり、簡単に直線カットすることができます。
使用している丸ノコはこちら▼
アタッチメントで何通りもの工具が使える便利アイテム!ミニサイズの丸ノコなので怖くないです。
他のDIYで使った端材を再利用するのに一番大変なのが木材のカット。
手ノコでカットは大変すぎる&精度が保てないので、丸ノコ1台あれば作業が捗ること間違いなしです。
あっという間にカット完了!
ちなみに使用した針葉樹合板は安価ゆえに荒々しい板なので、切り口の棘や表面のざらつき、歪みが激しいです。
今回は端材を活用したかったので使いましたが、一から棚を作るなら同じ合板でもランバーコア材や、集成材をおすすめします。
3.棚を組み立てる
2の木材を順に組み立てていきます。
棚の組み立てには垂直固定できるコーナークランプが便利!
2つの棚ができました。
4.塗装する
「角材テーブル脚」・「棚」・「棚用背板」を塗装します。
「角材テーブル脚」と「棚」に使用した塗料は水性ウレタンニス。
木そのものの色を活かしたかったので、色は「つや消しクリヤー」です。
木の表面に膜を作り保護してくれます。
棚の背板は水性ペンキを塗りました。
ターナーのミルクペイント・ピスタチオグリーンです。
背板は両面塗るので、片面を乾かしている間は、塗料とローラーの乾燥を防ぐためにラップで包んでおくと良いですよ。
5.棚に背板をつける
塗装が乾いたら棚に背板を取り付けます。
背板を付けたことで強度が上がりました。
これで棚は完成です。
6.天板の裏に脚を取り付ける
天板を裏返して置き、角材で作った脚の取り付け位置を決めて墨付け。
角材にドリルで下穴を開けます。
両端の2箇所を止めたら真ん中も。
計5箇所ネジで止めました。
天板に元々開いている穴の位置でなくても取り付けOKでした。
7.天板と棚を固定する
逆側は作った棚を、棚側からねじ止めして固定します。
穴開け〜ねじ止めのビット交換が面倒なので、電動ドリル2種使いです。
小さい電動ドライバーは狭い場所でもねじ止めできるので便利!
8.傷防止フェルトクッションを貼る
床との設置面に傷防止フェルトクッションを貼ります。
後から少し動かしたいという時に貼ってあると安心できます。
9.上段の棚を設置する
脚が付いたら机を起こして設置場所へ。
天板が軽いので一人でも簡単に持ち上げることができました。
もう一つ作っていた棚を天板の上に設置。
上の棚は天板に固定すると天板表面に穴が開いてしまうので、裏側の見えない部分を端材で固定してあります。
完成
本棚付き勉強机の完成です。
教科書や辞書など、勉強しながら手の届きやすい場所に収納できて便利!
中に収納するものを先に考えてから作れるのがDIYの強みですね。
天板の横幅は120cmと広々なので上に棚があってもスペースは確保できます。
まとめ
一から設計して作ると予算も時間も取られますが、今回はイケアのテーブル天板を使ったので簡単&時短DIYになりました。
市販のパーツを取り入れると理想の机を作るのも簡単!
DIY初心者さんでもチャレンジできると思います。
▼机の前にIKEAの有孔ボードを取り付けました
▼リビング学習用の机DIYの記事はこちら
▼子どものためにDIYしたものまとめ