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リビングの一角にぴったり収まるサイズの本棚を作りました。
使用した木材は厚さ18mmの「杉集成材」
1820×910mmのサブロク板と呼ばれるサイズの一枚板です。
今回の本棚はこの一枚板をホームセンターでカットしてもらい無駄なく全部使いました。
リビングの他の家具と合わせてパイン集成材で作ろうと思っていたのですが、ホームセンターに行ったら杉の集成材がパイン集成材より少し安かったのでこちらを購入。
パイン集成材と比べると木目の濃淡がはっきりしています。
Chocori
設計図
高さ約1m、奥行31cmで3段の本棚です。
1段目と3段目は雑誌やA4ファイルなどが入るように高さを32cmに。
真ん中の段は漫画や文庫本など、少し背の低い本を入れるために高さ22cm程にしています。
必要サイズに切り出して余った部分を棚板の間の仕切りとして活用します。
木取り図
本来は設計図をもとに木取り図を書きますが、今回は一枚板を無駄にしないために設計図と木取り図は同時進行で考えました。
棚板だけ奥行きが少し短くなりますが、それもまたデザインのポイントになるので問題なしです。
材料
- 杉集成材(1820×910×厚み18mm) ※厚み18mmのパイン集成材やランバーコア材などでも可
- ラワン合板(厚み4mm) ※背板用。なくてもOK
- 塗料:ワトコオイル(色:ナチュラル)
- ビス
- 木ダボ(5mm径・長さ40mm)
使用した工具
- 電動ドリルドライバー
- サンダー
- 木槌
- 差金
- メジャー
DIY工程
組み立て方は全てビスでの組み立てが一番楽なのですが、少し見た目の仕上がりにこだわってビス止めとダボ継ぎを使い分けたいと思います。
また、後から「棚板の位置を変えたい」「サイズを変えて作り直したい」となった時に対応できるように、解体&再利用可能な組み立て方をしていきます。
1.棚板と仕切り板を接続
まずは棚板の間に仕切り板を内側から木ダボで繋ぎます。
棚板の真ん中に仕切り板の中心が来るように線を引きます。
棚板の端から50mmのところにダボ穴用の印を付けました。
棚板の墨付け位置に深さ約10mmのダボ穴を開けます。
勢いで貫通しないようにダボ用ビットを使いました。
2箇所穴を開けたら、ダボマーカーを入れて・・・
(☆や○は自分が分かりやすいようにするための合印です)
仕切り板を上からググッと押し付けます。
仕切り板の方にダボ穴の印が付きました。(付いた印の点が小さいので分かりやすいようにキリで穴を開けました。)
40mmの木ダボを入れるので、棚板分10mmを引いた深さ30mm程穴開けします。
棚板に木ダボを入れます。
仕切り板のダボ穴に合わせてググッと入れます。
この時ダボ穴がずれたり直角に開いていないとうまくハマりません。
見た目を気にしない場合は外側からビスで止めるのが一番簡単です。
もう1枚の棚板も同じくダボ継ぎして真ん中の棚部分が完成しました。
※後から取り外し可能にするために木ダボのボンド接着は省きました。
2.側面の板を付ける
棚板と左右の側面板をダボ継ぎします。
棚板と側面板のダボ穴位置に墨付けし、穴開け。
木ダボを入れて繋ぎます。
3.天板と底板を付ける
天板と底板はビスで止めていきます。
全部ダボだと難しいのと、ダボ穴にボンドを入れて固定していないので、天板と底板はしっかりとビス止めしたかったからです。
天板をコーナクランプで固定し、側面からビスで止めます。
使用したのは真鍮の木ねじ。下穴を開けたけどネジが太いのでちょっと木割れしてしまいました・・・
いつもは下穴不要で木割れしにくいスリムビスを使っていますが、ネジ頭が見えてもオシャレな真鍮のビスを選びました。
ゴールドのスリムビスがあれば良かったんですけどね・・・都合よく売っていなかったのでちょっと割高のこちらを使用。
天板と底板をビス止めして組み立て完成。
底板は下から80mmの位置に取り付け、床との設置面を空けました。
8cmあると隙間に掃除機をかけられるので、我が家のDIYした家具は大体8cm底上げしてあります。
4.塗装
これから塗装するのでサンダーで表面や角を整えていきます。
木目がより綺麗に見えるように、ワトコオイルを塗って保護していきたいと思います。
ワトコオイルはホームセンターで買うよりAmazonの方がお得ですぐ届くのでいつもAmazonでポチしてます。
オイルの色は透明のナチュラルを使用していますが、木にオイルが染み込んで濃淡がさらにはっきりしていきます。
ハケで塗った後、ウエスで刷り込むように塗り広げます。
2度塗りするつもりでしたが、乾いたら良い状態だったので1度塗りで済ませちゃいました。
5.背板を付ける
このまま完成でも良いのですが、背板を付けて補強します。
端材の4mm厚のラワン合板を必要サイズにカット。周りを棚より1mmずつ短いサイズにしてはみ出ないようにすると仕上がりが綺麗です。
この端材の正体は子どもの秘密基地を解体して出た板。壁面に模様をペイントして使っていたものです。
塗装し直そうかと思いましたが、秘密基地の思い出ということでこのまま使うことにしました!
背板は外側からネジで止めているので好きな色に塗り直したり、壁紙を貼ったりと後からアレンジできます。
これで完成です!
まとめ
コンパクトサイズながら収納力のある本棚ができました。
市販の本棚とは違い、設置したい場所にピッタリサイズ&収納する中身の高さに合わせて作ったのでスペースに無駄ができません。
一番下のファイルボックスは収納の人気アイテム=無印良品の「ポリプロピレンスタンドファイルボックス」です。
奥行き・高さともにピッタリ収まるので、目隠ししたいものはファイルボックスの中へ。
スリムビスだけで単純に組み立てれば作業時間も短く済んだのですが、ダボ継ぎしたのでちょっと時間がかかりました。
シンプルな本棚だからこそ、後から扉をつけたり他の家具としてアレンジすることもできますね。
一枚板から作るオリジナルの本棚。お気に入りの自作家具がまた一つ増えました!
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