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だいぶ前に玄関DIYに使用した漆喰「うま〜くヌレール」
この時は塗る範囲も狭く、ベニヤ板1枚の平面塗りだけなのでとっても簡単に塗ることができました。
練済み漆喰[うま〜くヌレール]は本当にうまく塗れるのか?子どもと一緒に塗ってみた感想
うま〜くヌレールといえば練り混ぜ済みで「容器を開けたらすぐ塗れる」が特徴の漆喰です。
誰でも塗れる扱いやすさと手軽さでDIY好きにお馴染みの漆喰ですよね。
近々壁に塗る予定があるので、漆喰のことをイチからちゃんと勉強したいと思い、漆喰塗りが体験できるDIY教室に行ってきました。
東京・上野駅から徒歩5分ほどの場所にある、日本プラスターさんの「うま〜くヌレールLABO」です。
大通りから路地に入ったところにあるので分かりにくいですが、真っ白な漆喰壁が目印。
完全予約制なので、事前予約をしてから伺いました。
漆喰のショールームみたいなところでいつも開いていると思ったら、普段は閉まっていて体験予約者向けにしか開けていないようです。
Chocori
漆喰DIY教室の内容
そもそも漆喰ってどこに塗れる?
うま〜くヌレールの良いところは壁紙の上から直接塗れるということ。
住宅の壁は下地の上に壁紙(ビニールクロス)が一般的だと思いますが、クロスを剥がさずに上から塗ることができます。
もちろん、和室の砂壁なども上から塗れますよ。
ただし、合板やコンクリートの場合は専用の下塗り剤が必要になります。
下地と塗り方について詳しく知りたい方は下記の公式サイトを参考にしてください。
まずは動画と担当者さんとのお話しで漆喰のことを知る
まずは担当の方と、漆喰のどんなことを知りたいかやどこに塗る予定かをお話しし、動画で漆喰の魅力を学びます。
漆喰といえば「湿度調整と消臭」というイメージでしたが、他にも「抗菌・抗ウイルス性」や「防カビ」「不燃」など住宅にとってたくさんのメリットが。
中でもハウスダストにも効果ありということで、アレルギーのある我が子のために家中塗りたいと思ってしまいました・・・
我が家は賃貸なので、原状回復を考えると大掛かりになってしまいますが、持ち家の方は住まいを長持ちさせるためにもぴったりな壁材だと思います。
実際に漆喰塗りを体験
そして聞くよりも実際に塗ってみるのが一番分かりやすいということで、実際に壁の模型に塗らせてもらいました。
壁に塗る色も、その場で使いたい色があれば選ばせてもらえましたよ。
基本の塗り方と仕上げの方法を丁寧にレクチャーしてもらい、うま〜くヌレールの塗りやすさと楽しさを体感!
体験LABOで学んだ、漆喰のポイント!
私が漆喰を塗る時に疑問だったことや、知らなかったこと、コツなどを下記にまとめました。
1.天井はクロスを剥がしてから塗る
壁はクロスの上から塗って問題ないけど、天井は漆喰自体の重みでクロスが剥がれるので、壁紙上からの施工はNGだそう。
天井の下地はクロスを剥がしてみてからでないと分からないので、出てきた下地によって直接塗れるか下地剤が必要か判断することになります。
漆喰は強アルカリ性のため、天井を塗る場合は上から落ちてきた時に目を守るため保護メガネが必要になります。常に腕や首を上げた状態で塗るので壁を塗るより大変そうですね。
2.養生のコツ
マスキングテープは数ミリ浮かせた状態で貼ります。
漆喰を塗った分厚みが出るのでその分余白を取った状態で養生しないと、乾いてからマステが埋まり剥がせなくなります。
元から漆喰の厚み分2〜3ミリ開けて貼るように。養生に気を取られて忘れそうなポイントでした。
3.漆喰を上から塗った壁紙は剥がせないという前提で塗る
漆喰を上塗りした壁紙は剥がすのが大変なのでオススメしないとのこと。
剥がせる糊で貼った壁紙の上に漆喰を塗れば、壁紙ごと剥がして原状回復すれば良いのではと思っていましたが、漆喰が固まった壁紙を剥がして現場復帰させるのは大変だそうです。
実験していないので実際は分かりませんが、薄い壁紙の上にボテッとした漆喰がカチカチに固まっているので、剥がすときに壁紙のようにしならないですもんね。
賃貸で塗りたい場合は合板で作った壁に塗るとか、持ち家でもまた壁紙に戻したいという原状回復前提で塗るのはやめたほうがよさそうですね。
4.好みの色を調合した漆喰を作りたい場合
漆喰に色を混ぜる時は強アルカリ性に耐えられる塗料なら可能だそうです。
しかし、元々うま〜くヌレールシリーズにはインテリアに合う色が網羅されているので、自分でわざわざ色を作るまでもないかと思います。
うま〜くヌレール同士の混色は可能で、わざと混色して色ムラを出す塗り方もあるそうです。
うま〜くヌレールLABOでは、実際に塗った壁が色見本になっています。
ホームセンターなどでは手のひらサイズほどの色見本しかなく全体がイメージしにくいですが、ラボでは壁自体が色や塗り方の見本になっているのでイメージが湧きやすいです。
自然光が入り込む窓辺や、陽が当たらない場所での見え方の違いも体感できるので、施工後に「思ってたのと違う」となることがなさそうですね。
気になる色の見本もいただけるので、家に帰ってから実際に施工したい場所に照らし合わせてみることができます。
まとめ
漆喰壁の施工前に疑問や不安に思っていることを解消できたし、実際に施工する前の良い練習になりました。
今後施工を予定している方向けのDIY教室なので体験料は無料で、最後にオンラインショップのクーポンもいただけました。
場所は東京と京都の2ヶ所だけですが、漆喰を塗ってみたい方はぜひ事前に体験することをおすすめします。
ラボには遠くて行けない方も、全国各地のホームセンターで「うま〜くヌレール実演会」が開催されていますので、こちらに参加してみてはいかがでしょうか。
うま〜くヌレールの容量は、5kg、18kg、700gチューブタイプの3種類。
色は17色のラインナップがあります。