【体験談】DIYアドバイザー資格試験ってどんな試験?受験方法と内容を詳しく解説!

DIYアドバイザー資格試験体験記

趣味で始めたDIY。
「賃貸で理想のインテリアに近づけたい」
「ライフスタイルにあった収納を作りたい」
「こどもが楽しく遊べる環境を作りたい」
などなど、妄想が膨らんで自己流で色々なものをDIYしてきました。

そうです、自己流なんです。。。
果たしてこの方法で良いのか、ブログで記事にする上でも基本的な部分をちゃんと勉強してみたいと思っていました。

DIYにも資格があるらしい…

Chocori

なになに?これは勉強のチャンスかも
ということで、無謀にもただのDIYが趣味の主婦が資格試験にチャレンジしたお話です。

DIYアドバイザー資格試験ってどんな試験?

DIYアドバイザー資格試験は、DIYerが的確に、かつ安全に作業できるようDIY用品の選択、DIYの方法、取扱上の注意事項などについてきめ細かい助言および指導ができる知識および技能を身につけているかについての審査で年1回一次試験(学科)、二次試験(実技・面接)を行う。

DIYアドバイザーハンドブックより引用

日本DIY協会が試験の実施と資格の認定を行っていて、一次の学科と、二次の実技があります。
内容はざっくりとホームセンターに勤務する方、就職希望の方が目指す資格といったところ。
ホームセンターの売り場に並ぶDIY用品や方法に関する幅広い知識が必要になります。

試験の難易度は?合格率はどの位?

私が受けた2019年の試験は↓

一次試験(学科)合格率・・・45.8%
二次試験(実技・面接)合格率・・・60.7%
最終合格率・・・33.6%

1,219名のうち合格者は410名。

最終合格率を見るとけっこう難易度が高く感じますね。
趣味でDIYしてるから予備知識として少しは分かるだろう…と思っていたのが大間違い!私の知識の薄っぺらさに気付くだけでした。

申し込み時期と試験日程・場所

試験は年に1回だけです。
今を逃したら、1年後。その時は熱が冷めているかも…と、締め切りギリギリになってえいっと申し込みました。
願書の受付期間は6月中旬まで、一次試験は8月末、二次試験は11月です。
というわけで申し込んだら資格取得まで約半年、長いですね。すぐに取れる資格ではありません。

試験場所は一次試験が東京、大阪、名古屋、札幌、福岡、仙台。
二次試験が東京、大阪の2箇所です。

資格取得までの費用

受験の手引・願書 1,080円
受験料 14,040円
教材費 14,320円
DIYアドバイザー登録料 14,300円

資格取得までに必要最低限な費用は43,740円。
2019年度の値段ですので、ご参考までに。
プラスで任意の研修費や、試験用の材料費、試験会場への交通費などがかかります。

見事合格してDIYアドバイザーとなれば、登録料を支払い5年間の資格有効期間が与えられます。(以降登録更新できます。)

教材と勉強方法

DIYアドバイザーテキスト

産業能率大学の通信教育を受けるか、教材を購入して自分で学習するかです。
通信教育は3万円〜と高いので、日本DIY協会の発行する教材を購入しました。

一次試験用
DIYアドバイザーハンドブック 定価6,000円(税込)
2019年度版学科試験問題集 定価2,160円(税込)

 

二次試験用
DIYアドバイザーハンドブック<技能編> 定価4,000円(税込)
2019年度版実技試験問題集 定価2,160円(税込)

合計 14,320円

他にも参考書やDVDがありましたが、この4冊があれば試験に必要な勉強ができます。

教材はどこにでも売っているものではなく、日本DIY協会のWebサイトから購入します。

一次試験(学科)について

内容

DIYアドバイザー学科試験問題

学科は記述問題、○×問題、選択問題が出題されます。
DIYアドバイザーハンドブック(参考書)を初めから読んでると眠くなるだけなので、、、
いきなり「2019年度版学科試験問題集」(2011年から2018年の8年分の過去問が載っています)を開き、過去問に挑戦!

いやいや???
全く分からない!!!
例えば、こんな問題↓

文章の正しいものには○を、誤っているものには×を記入しなさい。

 

接着剤について

 

ア)共重合エマルションを造花の製作に使用した。
イ)セルロース系をシーグラスを使った作品づくりに使用した。
ウ)酢ビ溶剤系をダンボールの工作に使用した。
エ)スチロール樹脂系をガラスビーズの工作に使用した。

接着剤も商品名ではないので、聞いたことないものばかり。
もはや漢字も読めないよ(小声)

Chocori

なんか、勢いで申し込んだけど、これすごく大変なんじゃない??

これはちょっとやそっとの勉強じゃ無理だ。。。
というわけで、ここからDIYアドバイザー資格試験取得への戦いが始まります。
チーン!

ちなみに上記問題の答えが気になった方へ↓
ア)○ イ)○ ウ)○ エ)×

参考
私は受講しませんでしたが、協会が行う学科研修会が任意で受講できます。
2日間(10時から17時までみっちり)で費用は10,800円。
会場は東京と大阪です。

自己流勉強法

今思えば、学科の研修を受けていれば、試験の傾向が掴めて勉強しやすかったのかもしれません。
が、先述の通りゼロからのスタートなので、まずは過去問2年分を参考書(DIYアドバイザーハンドブック)を見ながら解いていきます。
参考書も250ページ位あるので、該当箇所を探すだけでも時間がかかり、初めは1問解くのにものすごーく時間がかかりました。

慣れていくうちにどこに何が書いてあるか分かってくるので、だんだんと探す時間も減り、少し知識が入ったところで第2段階。

次の2年分過去問は参考書を見ずに1問解いてはすぐに答え合わせ。
だんだん出る問題の傾向が掴めてきます。

こんな感じで過去問を解いていると、いつも間違えてしまう、自分の苦手な問題が分かってきます。
苦手なカテゴリも問題だけを全ての過去問から抽出し、一気にやってみると理解できるようになりました。

初め全く分からなかったコテの問題。
原始的すぎるけど、絵を描くと覚えるので、こんな感じで問題と絵を描きながら暗記したりも。
字の汚さはスルーしてください。。。

DIYアドバイザー試験勉強法

そして最後の2年分は実際の試験同様に、時間を計って解いてみることに。
まだ正解率は50%位、、、大丈夫か、私!?!?

一次試験(実技)当日

私は東京で試験を受けたので、場所は池袋の立教大学でした。
受験者は男性が多く、年齢層も高めな印象。

受験番号で幾つか部屋が分かれていて、指定された席に着席します。
久しぶりの緊張感。
試験日は真夏で暑いけど、試験会場はクーラーが効きすぎて寒すぎました。
なんとなくそんな予感はしてたので上着持って行ってよかったー!笑

試験は13:00から14:30の90分間。
1問目の筆記問題が比較的簡単だったので、少し緊張が和らいで、その後は落ち着いて問題を解くことができました。
過去問で出てきた問題は何となく覚えてるけど、初めましての文章もちらほら・・・
自分の中での出来栄えは

微妙〜〜〜。

とりあえず試験が終わって勉強からの開放感が半端ない〜!

ドキドキ!一次試験結果は?

学科試験から約2週間後、試験結果が郵送されてきました。

自信喪失していたので見るのが怖い。
オープンっ!

合否通知

なんと合格できました!嬉しい〜!勉強してよかったー!

とはいえまだ2次試験があります。
学科が受かったら見ようと開いていなかった学科試験の問題集…

開いてみて、ひぃ〜〜〜〜となる私。失笑

ここからまた2次試験まで落ち着かない日々が始まります・・・

ちなみに学科試験結果は点数だけが書かれていて、どこが間違っていたとか答えが入っているわけではないので、復習するにもできない状態です。
問題集と照らし合わせて自己採点するにも、過去問にない問題もあり難しいですね。(←やってない。。。)

二次試験(実技・面接)について

内容

DIYアドバイザー実技試験問題

二次試験は実技問題と面接です。
面接はしっかりと受け答えできればOKなのですが、問題は実技。

  1. 手工具(大工道具)等を使用した木材の組み手加工の問題
  2. ドライバドリル、ジグソー等の電動工具を使用した問題
  3. 錠前の交換、壁紙貼り等の補修関係の問題

この中から1問ずつ、計3問が出題されます。
しかも制限時間は1問につきたったの10分。

ちなみに私のスペック↓
趣味で自己流のDIYをしているので、使用したことのある電動工具はドリルドライバーのみ。
組み手って何?
鍵って自分で交換できるのー?

これは試験対策しないと0点確実です。

実技研修会

学科は研修に行きませんでしたが、実技は全く分からないので研修を申し込みました。
1次試験結果と共に研修の案内が送られてきます。

実技研修受講料は16,500円。
試験1ヶ月前の10月中旬に行われます。

会場は大阪と東京の2箇所で、各4日間の中から都合の良い日を選べるのですが、定員が設けられているため早めに申し込みました。

ちなみに1次試験結果発表からこの研修まで1ヶ月ちょっとあるのですが、もう何からやって良いのか分からず、ちょっとだけ問題集を眺めてはボーっと過ごしておりました、はい。

そして実技研修会当日、場所は浅草橋。
9時受付で、午前の部、午後の部と16時までの研修です。

研修内容は、1日でこれだけ出来るのかっていう位充実した内容でした。

こちらが実技研修のお持ち帰り品。

中真空フックの取り付け方

中真空壁用フックの取り付け方

切断と接着剤

タイルやアクリル板の切断と接着方法

木材の組み手加工

木材の組み手加工や、すのこを作ったりしました。

研修で実際に出てこなかった道具や、サンプルなども、部屋の一角に置いてあり自由に触れることができます。

実技研修に関しては受けて良かった、というより受けなければ何も分からなかったと言えます。

実技勉強法

DIYアドバイザー実技試験の練習

学科と違い、夜子どもが寝た後にひっそり〜なんて出来るものではないので、勉強(練習)時間を確保するのも一苦労でした。
家だと工具も揃っていないし、材料もない、賃貸マンションなので騒音も出したくない。
ホームセンターの工作室を借りて作業することもできますが、購入した商品でしか使えないのもネック。

そんな感じで実技の練習をするのが難しいことに気付き、参考書を読んだり、動画を見てイメトレしている中、あっという間に試験1週間前に!(←ボーっとしすぎ)

追い打ちをかけるように、風邪で寝込みました。うぅ・・・これはやばい予感。

試験3日前、何とか起き上がり喉がやられて声が出ない中、駆け込み寺へ。
近所に素敵なDIYショップがあり、時間貸しのレンタルスペース&電動工具使い放題、もちろん持込み可!
もっと早く行けば良かったと後悔。。。

ここで電動工具の問題、ジグソーを使ったり、ビットの交換練習をしました。
使ってみたかったパイプカッターも↓ぐるぐる回して使います。

パイプカッター

試験直前すぎて満足な練習とは言えないけど、不安材料が少しは減りました。

2次試験(実技・面接)当日

場所は蒲田。
自信はないのでせめて簡単な問題に当たってくれ〜と願うばかりです。

会場に着いたら6名ずつのグループに分けられ、面接、実技の試験会場にぞろぞろと連れて行かれます。

まずは実技問題1。
壁模型の補強材の位置をセンサーで探し、パイプの手すりを取り付ける問題。
練習したパイプカッターの問題だったのでホッと一安心。
でしたが、10分しかないと思うと焦り、変な力が入ってしまいなかなか切れない!
切り口をチェックされました…まっすぐ切れてなかったと思います。
壁に取り付けるのはなんとか時間内に終了〜

お次は面接。
3人ずつ面接室に入ります。面接官は2名。
内容は
現在の職業、今までDIYしたもの、台風19号(試験1ヶ月前に関東直撃した大型台風)の際の対策方法、DIYアドバイザーになったらどんなことをしたいか・・・というような内容だったと思います。
とにかく愛想良く、はっきりと受け答えできれば良いと思い、なんとか終了〜

そして実技問題2。

角材を2等分して相欠き加工、下穴をあけて釘打ちする問題。
木材の加工は墨付け(サイズを測って鉛筆で下書き)を素早くするのがポイント。焦りながらも時間内にやり遂げました。
10分間は少しでも気を抜いたら間に合わないギリギリの時間だと感じました。

最後は実技問題3。

角材を2等分して真ん中に丸棒を差し込んで繋ぐ問題。
墨付けしたら、ドライバドリルにダボ用ビットを取り付けて角材に穴をあけます。
ここで焦って先を急ぎ、問題に書いてあった「角材に穴をあけるときは、クランプで固定」を失念してしまい、試験官に注意を受けました。
や、やばい、これは実技研修の時に、絶対にやってはいけないことと注意されたやつだー。
「問題をよく読んで使用すべき道具を使うこと!」と、叩き込まれたはずなのに、焦ってうっかりしてしまいました。
作業自体は時間内に終了〜
やっちまったー。

というわけで、実技試験も終了しました。
出て欲しくない問題には当たらなかったのでホッとしました。
何とかやり遂げた感と1次試験以上の開放感。
結果はいかに・・・

試験結果。DIYアドバイザーになれたのか?

試験から数日後、封書が来ました。
1次試験の時は開けるのに躊躇するほどドキドキしたけど、2次はもう後がないのでさらっと開けました。



ふ、、、不合格。

思い当たるのはクランプ・・・
そう、あれがレッドカードだったのか!?!?
ダメな点を教えてくれないので、何が敗因か分かりません。モヤっとする〜!
問題自体は全て制限時間内に終えたし、出来栄えも酷いものにはならなかったと思うので、やはり敗因はクランプですかね。あの時に戻りたい。悔やまれます。

DIYをアドバイスする人にはまだ認めてもらえなかった・・・ということで、2020年の目標にしてまた今年も受験したいと思います。

1次試験合格者は2回まで免除され2次試験だけ受ければ良いので、今年こそは合格できるように、もう一度出直してきます。

まとめ

2019年はDIYアドバイザーの資格に向けてたくさん勉強しました。
知識が増えるとDIYの幅も広がるし、今までどうやってやるんだろうと悩んでいたことが解決できるようになりました。

DIYを趣味から、人にアドバイスできるようになるまで、2020年も勉強していきたいと思います。
大人になってから資格取得を目指して勉強するのは、大変だけど楽しい!
去年の今頃、試験を受けてみようかな〜と漠然と思っていた自分と比べ、だいぶレベルアップしていると思います。

DIYアドバイザーの資格試験は年に1度のみ。願書締め切りは6月です。
勉強してみたい方、今年の目標にひとついかがでしょうか。

参考 DIYアドバイザー資格試験日本DIY協会

 

1 Comment

ExoRank へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です