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11月某日、DIYアドバイザー資格試験を受験しました。
2年前に受験したのですが、2次の実技試験で不合格になり、実技の再試験に臨みます。
※1年前は新型コロナの影響で資格試験自体が中止になりました。
忘れないうちに試験までの体験談を綴っておこうと思います。
前回の体験談はこちら▼
【体験談】DIYアドバイザー資格試験ってどんな試験?受験方法と内容を詳しく解説!
DIYアドバイザー1次(学科)試験免除の受験方法
1次試験(学科)合格→2次試験(実技)不合格の場合、次年度から2年まで1次試験が免除されます。
もう一度学科試験を受験する気力はないので、何としても免除期間の内に合格したいところ。
前回の実技試験を受けてからもDIYは日常だったので、木工作業などは何とかなるだろうと・・・
しかし、実技試験は木工だけでなく、錠前の交換や水栓の組み立てなど、触れたことのない問題が出ることもあります。
2年という間が空いてしまっているのもあり、もう一度実技研修を受けることにしました。
実技研修内容
実技試験のための研修は、1次試験合格者と免除者にお知らせが来て任意の申し込みになります。
研修日は何日か設けられていますので、予定を見て早めに申し込むのがオススメです。
実技研修の会場は東京と大阪の2箇所です。
時間は9:00〜16:00。1日だけですが、実技試験対策に十分な内容となっています。
内容は前回の研修と全く同じでしたが、久しぶりなので忘れていることもあり、試験前の復習に行って良かったです。
1度受講しているので、前回のように話を聞いてついていくのに精一杯にはならず、気持ちにも余裕が。
初めて実技研修に行く方は、予習として実技試験問題集に目を通し、分からない項目をはっきりさせていくと良いと思います。
(私の1回目はほぼ分からない状態だけで行ったので、話を聞いているだけで精一杯になってしまったと反省しています。)
実技研修で実際に作業するのは、実際に試験に出る問題の中の一部です。
内容は以下の通り。
- ノコギリとノミを使用した木材加工(相欠加工、3枚組み手)・墨付け方法
- 電動ドライバーを使用したすのこ制作
- 電動ドライバーを使用したダボ継ぎ
- 錠の交換(インテグラル錠、円筒錠)
- ゴムの接着
- タイルの切断と接着
- アクリル板の切断と接着
- 石膏ボードに中真空アンカーの取り付け
- 壁紙貼り
研修で体験した問題が本番の試験で出題されると良いですが、そうとも限りません。
研修内容にない問題については、サンプルが置いてある机があるので、そこで確認できます。
ここに置いてある道具やサンプルは全て試験に出てくるものと同じで、事前に見ておく機会はここだけしかありません。
実習の始まる前とお昼休みと実習後に見ることができますので、全てのサンプルに目を通した方が良いでしょう。
水栓やトイレタンク内のボールタップ、電動工具(ジグソー・サンダー・振動ドリル)など、実際に試験で使う工具や部品を手に取って見ることができるチャンス!
特に、水栓の組み立ては試験まで触る機会がなさそうなので、食い入るように見て覚えてきました。
また、実際に試験監の先生もいらっしゃいますので、工具の使い方や分からないことは質問すると良いと思います。
ちなみに、前回クランプ忘れで試験に落ちたので話を聞いてみると「実技試験の採点はチェック項目が1問につき何点かあり、そこでできていない項目が減点対象になる」とのこと。
クランプ忘れは減点の1項目であって、それだけが不合格の原因ではなさそうです。
自分では気づいていなかった減点対象のポイントがいくつかあったのでしょうね。
それを聞いて試験に臨むと、「あ、ここはチェックされているな」というポイントがいくつかありました。
次の実技試験内容のところでご紹介します。
実技試験内容
いよいよ実技試験の日がやってきました。
得意な問題に当たりますように!と祈るように向かった会場。
場所は前回と同じなので、会場の雰囲気が事前に分かっていると緊張感も少し和らぎます。
そして今回から面接がなくなったため、実技試験のことを考えるだけなので、気持ち的にかなり余裕でした。
しかし、1問目でその余裕が一気に無くなります・・・
1問目:道具・工具の問題
(画像はDIYアドバイザー実技試験問題集より)
角材を2等分して相欠加工。T字に組んで釘で固定する問題でした。
墨付けを素早くしないと加工時間が短くなるので、とにかく早く墨付け!と思っていたら、方向を間違えていることに気づき、めっちゃ焦ってやり直し。
切る前に気づいたのは良かったものの、「残り時間あと2分です」の頃にまだ1本の木材の加工ができていない状態・・・
2倍速位のスピードで切って、釘打ちしたので出来上がりがひどいですが、何とか形にして終わることができました。
この問題のチェックポイント(予想)
- 墨付けの時に差し金の長手をかけているか
- 木工用バイスとクランプを使っているか
- ノミを当てる方向(刃の面裏)
試験監の方がじっと見て手元の紙にチェックするのでここがポイントかと。後半は焦っていてそれどころじゃありませんでしたが。。。
2問目:電動工具の問題
角材を2等分し、間に丸棒を差し込む問題。
これは前回クランプ忘れで注意された問題と同じ!!
とにかく正しく道具を使用することを意識して取り組みます。
この問題のチェックポイント(予想)
- 正しいビット選び(ダボ用と木工用のビットが用意してあり、使ったビットをチェックされた)
- 指定された穴の深さになるようビットにビニールテープを巻いているか
- 穴あけ時にクランプを使う!!
時間が余るくらいでしたが、ダボ穴を真っ直ぐ開けられず丸棒が少し緩くなってしまったのが気になるところです。
3問目:塗料・接着剤の問題
ゴムの接着、発泡スチロールと合板の接着、アクリル板のカット・接着でした。
これは実技研修でやったのでラッキー問題!
この問題のチェックポイント(予想)
- 正しい接着剤を使用しているか。
- ゴム接着の際、オープンタイムをとっているか
他のチェックポイントは分からないのですが、アクリル板カットの時は定規の方向に気をつけたり(目盛がない側を当てる)、カットした面を接着するのを間違えないようにしました。
そしてゴム接着は他の作業が終わってから最後に貼り付けました。
この問題だけは作業手順や出来栄えに不安な部分を残さずに終えることができました。
まとめ
実技試験を終えて帰る時に気づいたのですが、1問目と2問目は前回の試験で出た問題と同じでした!
前回同様、減点ポイントに気づいていない場合もあるので吉と出るか凶と出るか・・・
自信のある3問目の接着剤の問題に救われると良いのですが。
結果は試験を終えてから3週間程で郵送されてきます。今度こそ受かりますように!!!
試験結果
3週間が経って、試験結果が届きました。
緊張しながら開封・・・
結果は、
合格!!
2年越しの資格取得。長かった〜。
免除期間に合格できてホッとしました。
Chocori
DIY2次の実技試験を数回受験しました。
講習会にも複数回参加しました。
現在合格していません。某ホームセンター勤務です。
私の勤務している会社では誰も受験していません。(西日本では大手です。)
資格手当等もなく、試験のむけての各種バックアップも一切ないです。
ホムセで勤務して感じることは、DIYアドバイザーの資格は凄い自信になります。
しかし、ホムセの仕事はたくさん分野があります。そこで数年以上働いている人しかわからないことがあります。ご清聴ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
今年も実技試験がもうすぐですね。(大阪でしたらもう終わられたでしょうか)
年に1度しかないので緊張感も高まりますね。
ホームセンターに勤務されている方なら資格手当やフォロー体制があると思っていましたが、自力で頑張るしかないんですね・・・
中の人の声が聞けて参考になりました。貴重なご意見ありがとうございます。
2次試験の合格をお祈りしております。